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ここひと月くらい、時間があれば眺めている本があります。
その本の最初の方に、こんなことが書かれてありました。
敬意をベースに人間関係ができていれば、配慮のある使うべき言葉は自然と生まれます。上辺だけのコミュニケーション能力をベースとした人間関係は逆です。ひと言ひと言は軽く表面的であり、そこに真の連帯はありません。いわば、学生のときのように『面白い人は人気がある』という程度のものでしょう。
さらに、
良好な人間関係を保つために、最も重要なのは敬意です。むしろ、真のコミュニケーション能力の源泉は、『敬意』といってよいでしょう。これをなくして、どんなコミュニケーションも本質を伴わず、疲れるだけのむなしいものとなります。
こちらの書籍ではコミュニケーションに絞って語られておりますが、技術力を高めるためとか、スキル向上のためにも、とても有効だと私は捉えてます。
敬意は技術力やスキルを高める源泉なんです。
これは言い換えると、個人の価値(給料など)を高める源泉とも言えます。
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土木設計技術者として働いている、知り合いと飲んだときに、こんな話を聞きました。
去年の夏頃、その知り合いは「もっと給料上げて欲しい」と会社にお願いしたそうです。最初は直属の上司と何度かやりとりをしたそう。
私はそれを聞いて彼に
「そんなこと会社に言ったら、なんて図々しい奴だ」とか「生意気!」とか思われんじゃないか?」と聞いてみました。
彼から出た答えは意外なものでした。
『それがそうでもなくてさ、すんなり受け入れてくれたんだよ。最初はオレも、あれこれ言われるんじゃないか?と思ってた。同期にはもっとできる奴がいるし、もう部長になった人もいる。オレの場合、突き抜けた成果を上げたわけじゃないし、業務の点数も並みかそれより気持ち上にいく程度。
なんだけど言ってみるもんだ、って思ったよ』
私
「なんで受け入れてくれたんだろうね?なんて自分が言うことでもないんだけどさ」
知り合い
『たぶん、約束したからだろうな。その給料に見合う人間になること。その状態を創ること。それを会社にじゃなく、自分に約束する。その姿勢とかあり方を会社に買ってもらえたんだと思う。
オレもそこはちゃんとした答えが無いんだけど、たぶんそういうことなんだろうなって』
私はとても納得しました。
これ、敬意を表す1つの形なんじゃないかと。
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自分に対して約束することは、間接的に周りに対して約束することにつながります。もちろん自分の独りよがりだけではダメですが、それを周りの目線に合わせたり会社の状況と重ね合わせることが、とても大事なんだと思うんです。
彼は自分への約束を会社の状況と重ねて合わせて自分に約束することで、給料をもっと上げてもらえたのだと思います。
実際、彼は現場で頑張り、その給料に見合う人間になるための努力を続けているそうで、今年の春に発注者から優良業務ということで表彰されたそう。
改めて、敬意がベースにある人は違うな、と思った次第です。
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