Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『大魔神』(1966年)

2017年05月10日 | 映画(DVD)
この作品は、1966年(昭和41年)に大映(現・KADOKAWA)が製作・公開した日本映画の特撮時代劇シリーズ三部作、またその劇中に登場する守護神の名称。
『大魔神』、『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』の3作からなるシリーズであり、3作とも1966年に大映京都撮影所で製作され、時代劇と特撮が巧みに融合された作品である。
時代劇の本場であった大映京都撮影所で『座頭市シリーズ』や『眠狂四郎シリーズ』などに腕を振るった安田公義をはじめとする時代劇専門のベテラン監督の起用によって、時代劇としても重厚なリアリティを持たせている。


戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。前主を弑した左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。だが、額にくいを打ち込んだ途端、突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追及はやめなかった。忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが…。


約50年前の作品でレンタルしてくる際に観たパッケージからしてモノクロの作品なんだと思い込んでいましたが、意外にもカラーで古い作品のわりに映像もそこそこきれいで驚きました。
特撮映画自体あまり観たことが無いので比較できませんが、戦国という時代設定も面白く時代劇としても十分に面白いし、その時代劇としての面白さに加えて特撮らしい面白さも加わり楽しめる作品です。
ただ、3部作の1作目という事もあってか大魔神の登場がかなり終盤になってからなので少し物足りなさも感じました。

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