「氷艶2017」舞台裏 2 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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『every.特別版 世界初!コラボ 歌舞伎×フィギュア「氷艶2017」舞台裏』1

 

に引き続き、「その2」とまいります。やはりこれだけの新情報、新映像満載の番組ですからね、

一つの記事にはまとめきれませんし、ちゃんと記録も残しておかねば!ってことでキャプった写真をできる限り貼らせていただきます。

 

冒頭は氷艶の宣伝写真撮影シーンでした。義経になるための化粧を施されてるところです。

ご存知の通り歌舞伎において正義の味方の隈取は赤。

 

 

 

 

 

 

大ちゃんも特殊メイクには興味あるとおっしゃってましたよね。ポニテを付けてる間にもどんなメイク用品を使っているのかチェックしてたのかな?

 

ご本人は美少年なんて顔じゃないでしょ?って眉間にしわ寄せて、全力否定されておりましたが・・・

確かにね、正面から見たら男性らしいお顔立ちに変わりありません。

 

 

しかしメイク中の横顔はうらやましいほどおきれいでした。

先日も書きましたが、大ちゃんは男性にしてはかなりうなじが細くて綺麗ですね。

後頭部の形もいいので意外にこういう髪形が似合うんです。

 

 

 

こうしてみると大ちゃんのヘイゼルアイってほんとに宝石みたいですね。ついつい保存したくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

つい、瞳だけアップにしたくなりました。

 

 

 

 

こういう髪で滑ったことないからってそりゃあそうでしょうよ。女子だってここまで長い人はそんなにいません。

落ちたりしないかと私も心配ですが、まあ、ディダクションは取られませんからね。

 

 

 

幼いころからスケートばかりやってたので、なんとチャンバラごっこすらしたことないそうで、刀を持つときは何となく野球のバッターみたいなフォームでしたけど。でもこうしてみると間違いなく美剣士ですね。

 

 

染五郎さんに手ほどきを受けて殺陣の稽古です。遊びですらやったことのない本当の初心者から始めるんですから実に大変そうです。本番では落さないかとはらはらしそう。

 

そして今回は歌舞伎らしい所作も取り入れるということで、なんとこれまた初めて日舞のお稽古もすることになった大ちゃん。

 

 

 

慣れない着物姿でのお辞儀は大変なんだとD友さんはおっしゃってました。

帯が邪魔で腰を曲げられないのですってね。頭を下げるのではなく、腰から曲げる。

さすが尾上菊之丞さんは背中が曲がらずまっすぐ平ですね。きれいなお辞儀です。

 

表現は技術と言いますが、それにはまず形の美しさが必要なんですね。礼儀作法にも意味があります。

 

大ちゃんは高校時代は茶道を習ってたそうですが、ナレーションによると正座はあまりしたことないそうで・・・・そりゃ今の人は大概フローリングの床で生活してますからね、大ちゃんも緊張というよりもこれから先がわからなすぎて、興味津々って風情です。

 

 

 

それにしても華やかなお着物ですね。描かれてるのは梅と桜?歌舞伎というよりも能の着付けに見えますけど、誰が選んだんでしょうね?

梅の精といえば紅天女ですけどーー

 

 

 

梅の精というよりは料亭の若女将って風情なんですけど・・・・

 

まるで若旦那さんに今夜お出しするお料理について尋ねてる図に見えます。

あなた今夜はどうなさいます??・・・す、 すみません(・・。)ゞ

 

しかしさすがに筋がいいのは私にもわかります。ほんの短い時間だったでしょうに立ち居振る舞いが様になってます。

 

 

ちゃんと目線の先に何かが見えます。それが大ちゃんのすごいところ。

 

 

お稽古終えてのお辞儀、始めたときよりも手のつき方が良くなってますね。

 

尾上さんも初稽古で手ごたえを感じられたようで褒めてくださってました。

 

 

 

 

この時、尾上さんの眼鏡の奥がキラーんと光ったような・・・

 

実際に稽古してみて、振り付けのアイディアがいろいろと広がったみたいですね。これ以来いろいろと無茶振り・・・いやいやきちんとお稽古をつけてくださってるんでしょうね。

 

この映像は3月だそうですから、大ちゃんは世界選手権の取材もしつつ、ダンスのリハもしつつ、こうした日舞のお稽古までこなしてたんですね。

 

あー判ってはいるつもりですが、やっぱすごすぎるタイトなスケージュールです。

「大ちゃんは6つ子説」をまたまた唱えたくなりました。

 

大ちゃん絶対に一人じゃ無理ですよ。いざとなったらピンチヒッターが務まるおそ松さん兄弟がうらやましいって思うことあるんじゃないかしら?大ちゃんがおそ松さん知ってるかどうかはわかりませんが。

 

 

大ちゃんと日舞の組み合わせに2009年のフレンズオンアイス luv letter を思い出しました。

 

 

ご存知の通りケガ明けの最初の演技だったわけですが、初日のニュースを見てまず驚いたのがその衣装でした。

 

それまでフィギュアといえば西洋のイメージでしたからね、まさか和のテイストで来るとは思いもよりませんでした。あんな着物柄でしかも袖にオレンジと紫のひらひらなんて考えられず、

 

それがまた映像で見る限りは大ちゃんの短髪とミスマッチでして、ええーーこれ??って復活の喜びとは別の戸惑いもあったんです。

 

幸い私の席は南のほぼ真ん中近くだったので、最初の出だしを正面から見ることができたのですが、最初抱いた衣装への違和感がすぐに消えました。

 

大ちゃん怪我中に日舞も練習してたのか?ってくらい、腕の振り方が和の動きそのものになってたのです。

 

あらためて見てみたらやっぱり肩から腕の使い方が素晴らしかった。とても典雅で流れが途切れないし、緩急のつけ方が見事です。私にとって「これだけは譲れない」のは演技における腕のしなやかさですね。

 各スケーターがどれだけ神経使って表現しようとしてるかはそれで判別できると考えてます。

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の振り付け。おそらくこれはラブレター、誰かからの恋文を手に取って開こうとしてるところなんです。指先や手首のしなりで、手にしたものの重さと形がわかります。これはどうやら巻物みたいな昔の長い文ですね。

 

そしてそれがこの人物においてどんな意味を持ってるのか?

 

それは大切なもの?戸惑いや怖れを感じるもの?斜に構えた上体と軽く曲げた左腕から、心の迷いが察せられます。

 

 

 

 

 

 

大きく早く動く激しいダンスは実は簡単で、抑えた動きで人にエモーション、情動を伝えるのは難しいと

シェリルさんたちもおっしゃってましたよね。

これは日舞だけではなく、万国共通だと思います。

 

大ちゃんにはとっくにそういうセンスが備わってるので大丈夫ですね。

 

桜舞い散る舞台で大ちゃんの情感たっぷりの滑りが拝見できるって・・・あー生きててよかった。

あとは無事に公演が始まるのを待つばかりですね。

 

皆様健康でつつがなく初日を迎えられますよう改めてお祈り申し上げております。

 

 

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