佛暦2561年 1月19日
ここ数日さんざん暴れ回っていた冬将軍閣下も、今朝になってようやくその威が治まっていた、穏やかな今朝の川っペリであります。
(^^)みんなおはよ。
(^^)夜明けと共に、今朝もコブハクチョウこと、英名Mute Swanがズン!、ズン!、ズズン!!と、お出ましになりました。
西洋では古来より「ハクチョウが鳴き声を上げるのは死期が迫った時だけ」と言う俗信があり、それを称するスワン・ソングという伝承もあって、本種はそれに因んでMute(ミュート、無音)と名付けられたそうです(wikiより)。
しかしまあ、実際のところコブチャたちは結構よくしゃべっています。
例えば「フゴッ!」と、コブ旦那が軽く一言鳴けば「コァッ!」と、コブ嫁が直ちに返事を返します。
多分コブチャ夫婦通信は「おーい」「はーい」で全て通じているようでして。
それは、見ていて大変微笑ましく…………ついつい私も仲間に入りたくなってしまい「ンゴッ!」と旦那の真似をして鼻を鳴らすように小さく鳴いて見ました。
すると、私に背中を向けていたコブ嫁さんは間髪入れずに「コァッ」と返事を返した後に「……えっ、誰?」ってな感じでこちらに振り返りました(笑)。
(^^)にしし、ごめんごめんでありますよ(笑)。
まあそれはともかく、多分、動物同士のコミュニケーションの取り方とは、私たち人間がチームで行うスポーツをプレイしている時の、アイコンタクトや掛け声のやり取りと近しいと考えられますね。
私なんかもそうなのですが、私たち人間はどうにも言葉に囚われ過ぎていると……以前から、そう感じていました。
言葉を尽くす事が悪いとは言いませんが、言葉で分かろうとする前に、見ればすぐに分かる事や、やってみて初めて分かる事を、今の私たち人間はあまりにも疎かにし過ぎていると思うのです。
その辺りを常にきちんと注意を払わざる得ない野生の生きものたちは、とてもシンプルなコミュニケーションのみで、お互いによくわかり合えているように思われた今朝の川っペリはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝