hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

弥生雑記

2015-03-01 05:00:40 | 日記

睦月、如月と早くも過ぎ、いよいよ『弥生』、ではなんで弥生というのだろう。これは『草木がいよいよ生え茂る月=木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)』が縮まって『やよい』となった説が有力である。

次に英語になるとMarchだが、これはラテン語で『軍神Marsの月』という意味でMarsはローマ神話に登場する神。では軍神がなぜ3月なのか、というと3月になると気候も良くなり、農耕同様に軍隊を動かす季節という事らしい。

ところで、弥生に話を戻すが、弥生というとついつい日本史で学んだ『弥生時代』を思い出す。この時代の名はこの時代に製造された弥生式土器に由来することは殆どの人が知ってるはずである。さらに、この土器が初めて発見されたのは以前に『江戸の坂、東京の坂』のブログでも紹介したが、東京府本郷向ヶ岡弥生町(現、東京都文京区弥生)付近である。発見されたのは1885年、この辺りの貝塚からで、もう発見から130年にもなる。

それでは向ヶ丘弥生町自体の由来は何なのてまあろうか。実はこの『向ヶ丘弥生町』のうち、前半部分は上野忍ヶ岡に対して『向ヶ丘』、後半部分は水戸藩中屋敷に建てられていた歌碑にある徳川斉昭の和歌『名にしおう 春に向かうが岡なれば 世にたぐひなき はなの影かな』から取ったものと言われている。
まあ、たまには月の名前を考えてみたが、本日から早3月である。1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言われるが、やはり小生もますます時の過ぎるのを早く感じるのは単に年を喰っただけなのだろうか。

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