1983年作品。
グリーン・コーディネーターの32歳の日向一実は新しい職業グリーン・コーディネーターとして成功しつつあった。2年前に再婚した夫 秀夫は2歳年下の建築事務所に勤務する一級建築士。一実の仕事は情報誌にも取り上げられ順調に進んでいたが、秀夫のほうは自分の好みの木造建築の仕事が思うようにできず苛立つことが多かった。そして二人の間にすきま風が吹いて、秀夫は浮気に。一実も誘われるがなんとか一線を越えないでいた。そうしたとき、二人の家で見知らぬ男の死体が発見させる。
美しいく才能豊かな妻は以前20歳も年上の男と結婚、今は2歳年下の男と再婚。この状態で結婚2年目の危機がやってくる。若い夫は女に誘われ浮気。これを妻はすぐに気づく。そんな折り 妻は妊娠。生活、仕事、プライド、愛情。夫婦の間で揺れ動く心が描かれます。年上の妻が母性的に夫を見守るところ、しかしある場面になると一対一の男女の関係になるところ、このあたりの女性のチャネル切り替えの描きが上手いです。
当時の大原麗子は理想的な女性、妻のイメージでTVドラマでも売れっ子女優でした。その大原麗子の代表作が本作「セカンド・ラブ」。実は本作は今回初めて観ました。代表作としては、物足りないところありますね。もっと暴れても良かっただろうし、また妻としてのシーンも大胆に行って欲しかったです。
でも大原麗子の知的で美しい 理想的な女性像は期待通り。当時を思い出しました。
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