2006年 米国作品。
あるパーティーで研究所の博士が殺される。ターナー刑事(ピーター・ファシネリ)たちは現場に裸足の足跡を発見するが、返り血を浴びたはずの犯人を目撃した者はいなかった。タナーは次に命を狙われる可能性があるマギー・ダルトン博士(ローラ・レーガン)の警護を命じられる。タナーはそこで相棒の命を奪われてしまう。マギーを守るため、タナーは警察署から二人で逃走する。
10年ほど前に観た映画を再び。その時の集中力が低かった様でいくつかのディテールを覚えておらず新鮮な感覚で楽しめました。
SF サスペンス映画。ケビン・ベーコン主演の1作目「インビジブル」がそれまでにないユニークな設定で面白かったですが、本作も上手く作っています。
まずヒーローが頼りない感じがある若い刑事。それでもスイッチが入ると別人のようにがんばる。
次にヒロイン。これは私の好みどおり、弱々しいところがある線の細い女性。ふとっちょの女優でないところが大正解。若い刑事の力を引き出すというオーラがあります。
そして、見えない敵との戦い。ヒーローの刑事は足音を聴くために細工をする。
最後は大雨の中で、雨粒で見えない男を「見えるようにして」くれました。ここは脱帽。
退屈する暇のない密度の高い作品です。小粒ですが、上手く作りました。
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