2015年 WOWOW。
中山七里原作小説のドラマ化。
弁護士の御子柴(三上博史)は高額な報酬を取るが、あらゆる手を使って執行猶予を勝ち取るという不敗の弁護士。ある日御子柴は保険金殺人の国選弁護を引き受ける。これは、材木工場の社長の妻が保険金目当てに入院中の夫の人工呼吸器を止めて殺害したという容疑の事件。妻は無罪を主張するが、二審とも圧倒的不利なものであった。
WOWOWのドラマは面白い。法廷ものの本作も、過去を持つ弁護士、曰くありげな被告、被告の周りの妖しげな従業員、妙な感覚で弁護士を追いかける刑事 それぞれが息をしている人間として考えて動きます。WOWOWの顔ともなった三上博史も、このドラマの定型通り、オーバー・アクションで盛り上げます。
込み入ったストーリーですが、50分の4話構成なので、無理なく安心して観ることができました。すぐに中山千里の原作を読みたくなるというくらいの 良いドラマです。
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