Jリーグの七不思議、フロサポ目線で見てみると… | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

 少し前になりますが、サッカーコラムJ3+にJリーグの七不思議 という企画がありました。独断で選ばれている7不思議は、次に紹介するとおりなのですが、ひとつひとつ、なるほどねと思われるものばかりでしたので、改めてのご紹介と、僕なり(フロサポ)のコメントをしてみたいと思います。


1つ目 : なぜかJリーグの試合が開催される土曜日と日曜日は雨が降る。
2つ目 : 毎年、大宮アルディージャはJ2に落ちそうになるのに落ちない。
3つ目 :なぜかBS1で中継された試合は劇的な展開になる。
4つ目 : 全く結果を出せていないにも関わらず、カターレ富山の安間監督は解任されない。
5つ目 : 磐田のFW前田遼一にシーズン初ゴールを許したチームは降格する。
6つ目 : なぜかリーグ屈指の強豪である川崎フロンターレがタイトルに届かない。
7つ目 : 全てのことを見透かしている日程くん


 特にフロサポから見て興味深いのは、6番目でしょう。「なぜかリーグ屈指の強豪である川崎フロンターレがタイトルに届かない」は残念ながら今季も確定してしまいました。しかし、逆に言えば、一般の方の認識は、もはや七不思議レベルにまで達しているということで、タイトルを取ることは当然あっていい、なぜ取れないのか、という叱咤激励のようにも受け取れます。


 そんな7不思議、僕が感じたことを一つ一つ述べてみたいと思います。


 1つ目、土日の雨、今季の記憶ですと、そんなに雨は降ったかな?という程度です。僕はそれほど気にしたことはありません。特にホームの等々力は、一応、屋根あります。僕は、ヌルサポなので、本当に雨が降る、あるいは降りそうな時は、2階席の屋根があるところで座って見るか、1階席でも後ろの方の屋根がかかる席で見ています。一応、フロンターレ仕様のポンチョも持っていますが、そんな形で屋根に隠れて観戦するので、ほとんど使ったことがないです。今季では、サガン鳥栖戦が一番雨がひどかったという印象なのですが、あの試合は、土日ではなく、平日でした。なお、雨で一番記憶に残っているのは、2011年のガンバ戦です。サッカーのブザービーター(のような劇的な試合終了)が、雨の中の試合であったことも相まって、強く記憶に残っています。


 2つ目、今季、どうなるでしょう。期待を裏切らない、残留争いをしています。今季にも達成すれば、7不思議の中のナンバー1は、間違いなしでしょう。正直、今季は、前半を終えたあたりで、さすがに厳しいのではと思っていましたが、後半に入ってからは、また要所、要所で勝ち始め、もはや職人と言える域に達しています。毎年、残留争いしている余裕なのか、清水やセレッソのサポーターが「残留」ダンマクを掲げはじめる中、大宮さんはそれがないのです。腹が据わっていてすごいと思います。これ、最初からやればいいのにと思ってしまうのですが、昨季は、最初にやったら、後半沈んでしっかり帳尻を合わせてしまったし、何なのでしょうこの不思議さは。


 3つ目、BS中継は、初期にJリーグを見始めたころはお世話になりました。結局、川崎戦を常に見たくなり、スカパー加入となってしまったので、今ではBS1がどこを放送しているのか、意識しなくなってしまいました。わかりません・・・


 4つ目、J3に降格も決まってしまい、安間監督も今季限りの退任とされましたから、これは解任ではない、ということでいいのでしょうか。確かに成績を見ると2010年の途中から指揮をとった1年目、18位、2年目は、16位、3年目は、19位で、4年目は、18位で、今季は22位の最下位が確定し、J3へ降格です。契約の関係などいろいろあるのでしょうが、成績だけを見れば、5年引っ張るほどの成績ではないかと思います。遅きに失したと思わざるを得ないかと思います。外野に言われる筋合いのものではないでしょうから、富山関係者及びサポの皆さん、勝手に言ってすみません。


 5つ目、昨季、浦和レッズがこのジンクス破りましたね。これで前田選手も救われたのだと思っています。しかし、昨季は、自身の磐田がJ2に降格してしまいました。そして、J2での今季初ゴールが讃岐ということで、讃岐が、J3との入れ替え戦へ回ることが決まりました。これで讃岐が降格すると、またしても前田選手、いろいろ言われてしまうのでしょうか。自分で取り上げておきながら、前田選手は、この話は、(当たり前ですが、)好んでないようですので、やはり、昨季に浦和がジンクスを破ったということで終わりにしたいと思います。


 6つ目、これをフロサポが語るのか・・・2000年代の中盤に、ナビスコあたりで、一つ獲っていれば、ポン、ポンと獲れていたかもしれません。残念ながら、それができずに、ここまで来てしまったため、こうまでもタイトルを意識する羽目になってしまったのではないかと思います。今季も、ナビスコにしろ、リーグにしろ、本当に大事ところで、敗退してしまいました。このタイトルへのプレッシャーが選手に余計な力みと臆病さと恐怖を与えたのではないかと思っています。今季も、他のクラブよりメンタルでは不利だろうと思いながらも、声援を送り続けましたが、やはり残念でした。来季こそ!と気負うと、またプレッシャーを与えるので、意識せず、気が付いたらタイトル取っていました、が理想ですね。まあ、無理ですね。タイトル取ったら、泣くだろうし。


 最後の7つ目、これは、先日、別の記事 で紹介しました。日程くんのスケジューリングは、本当にシーズン結果を見透かしているかのようです。来季の日程が発表されたら、日程くんの意図がどこにあるか、それを読み取ってみたいと思います。


なお、次点にあげられていたものも参考までに列挙しておきます。
次点 : 実績は抜群なのに清水のFW大前はフル代表とも、五輪代表とも縁遠い。
次点 : 鳥栖からは優秀なストライカーが続々と誕生してくる。
次点 : 大宮のMF家長の(足での)シュートは入らない。
次点 : 驚異的な動員力を誇るアルビレックス新潟。
次点 : セットプレーを苦手としているセレッソ大阪。


 一言ずつコメントしておくと、大前は、どこかの時点で選ばれていてもよかったのかもしれませんが、今となっては厳しいかと思います。豊田は本当にそうですね。家長は、今季はけっこう足で決めていたように思います。アルビの動員力はスゴイですね。ただ、招待席が多いようなので、今後も安定して維持する必要があると思います。セレッソは、たしかに名手のキッカーがいる印象がないです。


 こうしてみるとなるほどと思うものもあれば、それほどでもないかな、というものもありました。川崎フロンターレとしては、七不思議を脱するためにも、やはり早くタイトルを取ることですね。来年また、頑張りましょう。


 来季の話をしましたが、もちろん、今季の残り2試合も全力で戦ってもらいたいことは、言うまでもありませんよ。

 
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