がんと診断されたたのは2000年の事でした。
その後、生きているうちにと 衝かれたように各地を旅行したものでした。
山陰地方から北陸地方まで、温泉地を巡ったものでした。
温泉津(ゆのつ)、玉造、三朝、湯村、皆生、湯郷、湯原、城崎、奥津・・・
それぞれに風情を漂わせた温泉地でしたが、
一番に気に入ったのは奥津温泉郷の「奥津荘」でしたね。
ほんの小じんまりした温泉郷の小さな旅館でしたが、何ともいえぬもてなしでした。
温泉と言えば、これまたほんの小じんまりしたかけ流し湯がありました。
石積みの中央部は底が分からない程深くてね、その真下から温泉が湧き出ているのでした。
昔、お殿様が浸かった時には、余りにも気に入って鍵をかけて独り占めしたことから、
「鍵湯」と呼ばれてきたそうです。
部屋に内風呂もあるのですが、二階の渓流に面した家族風呂がまたいいのですね。
翌年も再度出かけて連泊したほどでしたね。
私の冥途の土産にと廻った温泉巡りでしたが、
妻も思い出として喜んでいたから結果良かったのかな・・・・皮肉な事ながら
これは湯村温泉への行き帰りに立ち寄った竹田城址です。
当時は訪れるもの誰一人いなくて、荒涼の冬景色でしたね。
ほぼ山頂まで車で登れました・・・今では考えられない人らしい。
竹田城、ottchさんが訪れた当時は見学ものんびり出来たんですね。最近は観光客が多く、傷み具合が進んでいるとかニュースがありましたが、大事に保存し後世に残して欲しいですね。
家内は母親譲りの旅行好き、車酔う・食べれない・眠れないの3拍子ながら国内から沖縄・北海道・中国・韓国・カナダの紅葉までi行きました。ヨーロッパに行きたかったと今も言っていますが、爺を一人には出来ないとか何とか、歳を考えず、もはや寝言ですね。
お奥様との思い出は如何なものでしょう。
まさか奥さまが先に逝かれることなど想像もできなかったでしょうが今となっては2人で出かけられた事 奥さまも喜んでおられるでしょう…
夫婦とはお互いいて当たり前のように過ごしていますから何かがなければ死について考えません… 1日が平穏無事である事の幸せなど思いもしませんからね
それにしても奥津温泉 風情のある宿ですね
竹田城跡も今では観光地として多くの人が訪れていますね
日本各地 日本人が知らないスポットを外国人観光の人達の方が詳しいのには驚かされます(笑
何とか無事に年越しできそうでありがたいことです。
ottchさんは2000年がん宣告でしたか!私はその直前1999年10月手術でした。コンピューター会社に勤めていた娘は、2000年問題で不具合が起きた時のために帰省もできず会社近くに待機でした。もう17年も前になるのですね。お互い今まで無事に生きてこられたことに感謝です。
思い返せば、ottchさんの温泉めぐりで、山中温泉に来られたことなかったかな?
私が山中温泉のロイヤルホテルに宿泊した後、PCで検索していたら、ottchさんの煙突山にヒットしたのが始まりだった思い出です。
年月だけは粛々と流れ続け、当時50代だった
身は、古希を過ぎてしまいました。
残りの人生を悔いなくとと思いつつも、結局は
時の流れに身を任せ、これといった目標もなくだらだらと過ごしてしまうのですかね~
https://blogs.yahoo.co.jp/mettyaomoroionnseenn/40577357.html
奥津荘にも行きました。
羨ましいです。
夫は定年後、お城巡りがしたいと言っていましたが
叶わぬ夢でした。
夫婦二人だけの旅は新婚旅行だけです。
その後、お一人様参加の旅で、国内、海外と
出かけましたが、夫婦で旅行していらっしゃるのを
見かけると、正直羨ましくて寂しかったです。
奥様との温泉巡り、思い出されるでしょうね。
事情が事情なので、旅行中のottchさんご夫婦の気持ちを思うと、なんともいえません。
ottchさん、これからもブログを楽しみにしていますからね。
その時は、奥様がこの世でottchさんがあの世の予定のはずだったのですね。
人生、何が起こるか分かりません。
アタクシがottchさんと知り合ったころは、奥様を亡くされてすぐくらいだったでしょうか。
その時と比べたら、随分ottchさんもアクティブになりましたよねー。
寂しい気持ちはずっと変わらないでしょうけど、楽しんでいるottchさんを
陰ながら応援していますよー!
放射線治療が功を奏して寛解状態になっていましたが、
当時はまだ今よりも情報も少なく、いつまた再発かと心配もありましてね。
そのうちにまたダメかもしれない、などと焦りもあったのでしょうね。
今ではすっかり治ってしまったようです。(まだ多少のリスクはありますが・・・)
妻が宣告された時も、入院前の短い期間でしたが思い出旅行に行きました。
人はそんな思いに駆られるのでしょうね。
竹田城址、ブーム前で、誰も見向きもしなかった頃でした。
近場でもいいから、揃って行けるうちに一緒に旅をされてはいかがでしょう。
奥様の為にも・・・・