昨日、久しぶりに母とお気に入りの和食屋さんで食事をしてきました。
料理も素晴らしいのですが、器に目が留まりました。
ウルシで作られた「春慶塗(しゅんけいぬり)」の漆器です。
殆どの和食屋さんでは、扱いが楽で手入れも簡単なプラスチックに漆の模様をプリントしたものを使います。
漆器は手入れが大変で洗剤を使いませんし、熱いお湯にも気を使います。
手入れが雑ですと、簡単に表面の漆がはがれてきます。
漆器も丁寧な仕事をしていますと木の器に布を貼りその上に漆を塗り、また布を貼って漆を塗るを繰り返していきます。見た目には変わりがありませんが木の器が痩せて漆がはがれ易い事もなくなります。でも、今の漆器の仕事は見た目と価格の問題もあり、布を貼って漆を重ねていく仕事も少なくなりました。
その和食屋さんでは頻繁に補修に出されているとの事です。
勉強にしても、漆の仕事にしても目に見えない所での物が後で効いてきます。手元に布と漆を重ねて作られた漆器がありますが100年を超えた感じのしない器です。大切に扱うと何百年も持つ器です。
目に見えない部分での勉強や精進が大切に感じます。
料理も素晴らしいのですが、器に目が留まりました。
ウルシで作られた「春慶塗(しゅんけいぬり)」の漆器です。
殆どの和食屋さんでは、扱いが楽で手入れも簡単なプラスチックに漆の模様をプリントしたものを使います。
漆器は手入れが大変で洗剤を使いませんし、熱いお湯にも気を使います。
手入れが雑ですと、簡単に表面の漆がはがれてきます。
漆器も丁寧な仕事をしていますと木の器に布を貼りその上に漆を塗り、また布を貼って漆を塗るを繰り返していきます。見た目には変わりがありませんが木の器が痩せて漆がはがれ易い事もなくなります。でも、今の漆器の仕事は見た目と価格の問題もあり、布を貼って漆を重ねていく仕事も少なくなりました。
その和食屋さんでは頻繁に補修に出されているとの事です。
勉強にしても、漆の仕事にしても目に見えない所での物が後で効いてきます。手元に布と漆を重ねて作られた漆器がありますが100年を超えた感じのしない器です。大切に扱うと何百年も持つ器です。
目に見えない部分での勉強や精進が大切に感じます。