ak days

SUBARU Cars/Photo/Hobby/PC/LIFE etc. Since 2006

徳大寺有恒氏を偲んで ぼくの日本自動車史

2014-12-20 21:03:33 | Hobby



昼休みに本屋へ立ち寄ると、そこには、
2015年度版 間違いだらけのクルマ選び 徳大寺有恒+島下泰久 草思社
の本が目に入った。
レヴォーグの事が書かれてあったので、ちょっと目を通して買おうかと思案していると、
その横に、文庫版になった「ぼくの日本自動車史」 徳大寺有恒 草思社文庫 税込972円
が置かれており、こちらを購入することにした。

間違いだらけ~の中ではレヴォーグは褒められてもいましたが、デザインやCVTの件で意見されていました。笑

以下は自分の本をスキャンした画像。

実は徳大寺氏は茨城県の水戸市に戦後住んでいて、
そこでの父親のタクシー会社で日本の初期の車を各種経験することでクルマの見識を増やし自分のバックグラウンドとして大人になっていったのです。
氏の自叙伝的なこの本は、タイトルの通りに日本の自動車史が凝縮されていてとても分かり易く、面白い本です。
まだ持っていない方は、この機会にぜひ手に取って読んでみてください。
もう半分くらい読んだのですが、氏独特の言い回しや含蓄に富んだ文章をもう目にすることができないのだと思うと残念で仕方がありません。

氏の「決定版クルマ運転術」は私が車に乗り続ける限り読み返して大切にするつもりです。

ご冥福をお祈りいたします。 合掌。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« LEVORG 新春走行会2を走るレ... | トップ | LEVORG 魚を食べに内房へドラ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (feel)
2014-12-20 23:30:02
実は間違いだらけを初めて今年版買いました。
読むのは初めてです。徳大寺さんは少しで、あとは
別の方です。ある程度読んで思ったのが批評を書いている方はどうもレクサス大好きなようですね。レクサスはLS以外満点級のお褒めのコメントでした。ものすごく違和感を感じました。毎月車雑誌は、5-6冊買うのでこの方も知っておりますが、どうも最近の雑誌はメーカーよいしょコメントばかりです。メーカーに苦言を呈したコメントを読みたいと思いましたが、個人的にはイマイチでした。やっぱ徳大寺さんのような方はいないのですねえ。
救いは、レヴォーグに関しては徳大寺さんは大絶賛されておりました、本の中では。CVTも絶賛しておりましたよ。ちょっと救われた気になりましたね。昨今の車評論家村ばかりでスカッとしたコメントを堂々と言われる方がいないのが残念です。
そのとおりですね。 (ak)
2014-12-21 21:12:54
feelさん
こんばんは。
以前紹介いただいた、マタタコロですが会社で子供を持つ方で同症状の人がいたので教えてあげました。
みなさん感謝していました。ありがとうございました。

現在の自動車ジャーナリストと呼ばれる方の多くは結局はメーカーからお金をもらっている(原稿料の元をたどれば自動車メーカーの広告費ということ)のでそこは持ちつ持たれつなんでしょう。褒めて貶してやっぱりヨーロッパの車には敵わない。
そんなの誰でも分かっているコメントを聞きたくて読んでいるわけではないのですが。笑

徳大寺氏が日本カーオブザイヤーの選考委員をやめたのも当然かと思います。

ユーザーの観点から車を評論している数少ない著者であったような気がします。

本当に残念ではあります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。