BL小説感想日記

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霞ヶ関ラヴァーズ/いつき朔夜

2015-01-21 05:00:38 | あ行(作家名)
著:いつき朔夜   絵:高階祐




キャリア官僚として順調に出世コースを歩む逸見は、
親友にしてライバルでもあった同期の御手洗一樹と、
二年ぶりに再会する。型破りすぎて左遷されていた御手洗は、
逸見によそよそしい態度をとってくる。
だが、仕事で顔を合わせるうち、やはり彼と共に歩みたいと願う逸見だった。
そんなある日、御手洗の報告書が政治献金絡みで揉み消しを求められる。
案じる逸見に、御手洗は長年秘めていた恋心を突きつけてきて…?



お仕事BLが読みたいなあと思って
買ってみたんだけど、
盛りあがりに欠けて流し読みしちゃったよ。



ライバルの御手洗(攻)より先に出世しちゃった逸見(受)が
引け目感じるってのは仕方ないけど、
だからって御手洗の事情も考えなしに
戻ってきてほしいとか言っちゃうのは自分勝手だ。



んで、恋心を打ち明けられて
唐突に、自分の気持ちにも気づくって
えええええ?何年も友達やってて
今頃気づくってそれ本当に恋愛か?とか思ったり。



もっとさ~、仕事ぶりでお互いを尊敬して
んでもっと近づきたい、素の顔を俺だけに見せてほしいとか
そういうのの積み重ねで恋愛してほしいんだよね。



のっぴきならない事情になってから
あ!おれも!ってのは萌えない。



せっかっくお仕事描写にページ割いて
左遷されてる御手洗もまだまだ腐ってなくて
デキる男だって設定なんだから、
その辺にホの字を徐々に絡めて
ラストに向けて盛り上げてほしかったなあ。



この本は、2本立てで、
後半に入ってるほうが本編で、
前半の方がスピンらしいです。


後半のは、御手洗の潜入先の介護講座の講師と
ある男との三角関係です。


御手洗が当て馬になってます。



こっちのほうがまだ良かったかな。



いつきさんは数冊読ませていただきましたが、
どうも合わないみたい。
「溺れる人魚」は攻めがクソで面白かったけど。



うーん。相性ってあるよねえ。



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★2


2015年21冊目


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