BL小説感想日記

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十年目のラブメソッド/川琴ゆい華

2015-07-06 23:23:03 | か行(作家名)
著:川琴ゆい華   絵:北沢きょう



男性器専門の整形外科医として有名な宇海。
しかし、実は短小・ED・童貞なため、彼女を作ることもできず、
職業柄誰にも打ち明けられず一人で悩んでいた。そんなある日、
巨根に悩んで来院した患者が高校生の頃憧れていた
家庭教師の理人だと気づく。宇海のEDの悩みを知った理人は、
他人が触れば勃つかもしれません、と言って宇海を快楽の虜に!
かくして、宇海のED治療という名目でエッチの個人授業が始まるのだが…?




年下の宇海(受)の方はタメ口なのに
理人(攻)が「ですます調」なんですよ~。
ですます攻め好きだから良かった~♪



しかし、これは挿れてないだけで
もうセックスの域だと思うのだけど?
っていうことやってます、この二人。


でも、理人のほうは涼しい顔してて
全然興奮した様子はなく、
挙げ句に「ゲイじゃないし」とけん制され、
宇海ちゃんは寂しい想いをするのね。


でも、ゲイでもバイでもなかったら
宇海ちゃんにそんなエロいことするわけないよね~。
宇海ちゃんはウブだからその辺わからないのよ。



んで、親に薦められるままお見合いしちゃう。
つれない理人を吹っ切るためにもそれがいいと思い込むんだ。


それに対して、理人は相変わらず
「いいじゃないでしょうか」っていう
超興味なしみたいな態度。最悪だ。



ホントは宇海ちゃんを奪いたいくせに
宇海ちゃんは跡取りだから手を出しちゃいけない!とか
そんなつまらないこと考えて、
肝心の宇海ちゃんの気持ちをないがしろにして傷つけて、
攻めとしては失格です!


お見合い相手も宇海ちゃんの友達も
いい奴だったから丸くおさまったけど、
理人よ、もう少し強引になろうぜ!と思いましたん。




★2.5


2015年115冊目


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