カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

変わっていく見慣れた風景

2017-01-20 10:34:06 | 熊本地震
 田んぼ沿いの道にまわって歩いてみた。

 久しぶりにトラクターが土を耕しているのが見えたからだ。

 目的はその作業に付随する小動物の行動を見ること。

 
 (トラクター作業と鳥たち)

 小さなセキレイなどから、シロサギ、アオサギ等々がつかず離れずに取り巻いている。

 掘り起こされた虫がかれらのエサであって、この時期貴重な捕食の協力者が現れたということだ。

 稲刈りや麦刈りの時期にもよく見かけるが、彼らにとってはコンバインやトラクターはお友達なのだ。

 普通田起しの作業は、稲刈りの直後であったり田植え前に行ったりする。

 大豆や他の作物への転作もあって、取り入れの時期もまちまちなのでこうした作業もまちまちになっているのだろう。

 帰りは別の道を通って帰ったが、この前まで普通に建っていた家が解体されていた。

 
 (残されたミカン)

 後にはミカンなどの木々が庭の隅に残されているばかりだった。

 外見には普通に見えた家でも、基礎や内部の傾きなど根本的なところが痛んでいて全壊という家は多い。

 我が家の回りも現在6軒の家が取り壊し作業中だ。

 町の中はどんどん変わっていって、車などでの右左折の場所を間違えたりする。

 目標としていた建物や看板、木々や風景そのものが激変している。

 時々車に乗る相方は、自分の家に帰るための道の角をしばしば間違えると嘆いている。

 相も変わらずトラクターに纏わり付くサギなどを見ると変わらぬものが有ってほっとしてしまう。

 
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