先週の水曜日の話になりますが、池尻小学校の旧校舎を利用したIIDの世田谷ものづくり学校で、3Dプリンターやレーザーカッターの勉強会に参加してきました。
お馴染みの溝呂木さんを中心に、Facebookつながりでフィギュアやジオラマのモデラー5-6名が集まり、わいわいガヤガヤと楽しげな雰囲気です。
こちらが3Dプリンターの『AFINIA』。左側のリールに巻かれた白いABS樹脂のフィラメントが、熱で溶かされてノズルから噴射されます。
それを受けるテーブルがXYZの3軸方向に動き、パソコンから受けたデータを出力する仕組みです。
この3Dデータはフィギュア原型師の林浩己氏(アトリエイット)によるもので、勉強会前に急遽30分で作られたもの。肌もなめらかでギザギザしてません!
その隣では大型のレーザーカッター『Speedy 100Flexx』を駆使し、アクリル板でキーホルダーを作る実験が‥
アウトライン化したIllustratorのファイルをプリントする要領で、僕も試しにストラトスのネームプレートを作ってもらいました。
残念ながらこれだけの厚みのアルミ板を切り抜くだけのパワーは無く(0.1mm前後の薄い真鍮板ならカットできます)、文字だけの彫刻になりますが、それでも表面にうっすらホログラフのような模様が刻まれるだけなので、ネームプレートとして使うには正直厳しいですね。
こちらは夢の3Dスキャナーを使って、人間の上半身を取り込み、データ化しているところ。このラボに来る前は、例えば1/24のホイールをスキャンして1/43で出力すればいいじゃん!楽勝じゃ〜ん!と思っていましたが、現実はそんなに甘くない(笑) これらの機材の得手不得手を分った上で、自分の作品に取り入れてゆくことが求められる時代になってきたように思います。
なお、IID Lab プロトタイピングルーム「PTA」では、定期的に無料の体験会(直近では11月22日午後1時〜)も開催しているので、これらの機材にご興味ある方は pta@r-school.netまでお問い合わせください。
3Dプリンターって最近は身近になってきた感じですけど、超がつくド素人(パソコン&模型)の
自分にはチンプンカンプン。でも、ケースに貼る名板は・・・欲しいかな?
あと2-3年すれば町中にレーザーカッターや3Dプリント屋さんが
出てきても不思議ではないように思います。
時代の流れに付いていくのは大変ですw