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こんにちは。characharaです。
早いもので、もう2月が終わってしまいます。
2月は何をやったかな~?と、自問自答していますが、とにかく、4月からは、新たな活動をしていこうと、模索中である中で、目標を立てているところです。
前回までは、ニセ学位のことを書いてきましたが、コメントにも、「何が精確な情報がわからないですよね。」というお言葉をいただきましたので、今回は、何を信じたらいいのだろう?ということを考えていきたいと思います。
■インターネットが原因?
今や、インターネットには、膨大な情報があふれ、私たちは、何を信じたらいいのか、本当にわからない時代となりました。この件を、こんなブログで突き詰めるには、あまりにも大きなテーマなので、とても語りきれないところもありますが、語らないと何も始まらないので、何か、皆さんのヒントになればと思っています。
先日、私の知人がこんな体験をしたそうです。
ある日、自宅に制服の警察官が訪ねてきました。その警察官は、
いつ引っ越してきたのか
どういう理由でここに住んでいるのか
何人で住んでいるのか
住んでいる人は、何歳なのか
何の仕事をしているのか
などなど、とにかく、「個人情報」といわれるものを、聞きまくって帰っていったそうです。
応対したのは、本人が留守だったため、留守番をしていた親。
そして、「警察官」に聞かれたために、聞かれるがままに教えてしまったそうです。
後から、それを聞いた知人は、もうびっくり&大爆発
よくよく聞けば、「警察官」の制服を着てはいるものの、警察手帳を見せるでもなく、自分の名前を名乗ったわけでもなく、一方的に、知人側の個人情報を聞き出して行ったそうです。
とても気持ちが悪い一件だったので、すぐに警察に連絡をしたそうですが、何と、本物の警官だったそうで、知人はますますヒートアップ!!
いくら警察とはいえ、そういう聞き方はまずいでしょ!と、クレームを言ったところ、対応した警察の方は、結構、まともだったそうで、「おっしゃるとおりです・・・」と平謝りだったそうですよ。
インターネットに限らず、私たちの日常には、このように、
何を信じたらいいのか
という事態が発生します。
知人の親御さんの場合は、おそらく、警察官ということと、警察官の制服、というこの2つによって、信じてしまった、ということでしょう。
日本人は、どうも「制服」に弱いところが・・・
この親御さんは、どんな行動をとれば正しかったのでしょうか。
まずは、警察手帳を見せてもらうことは必須ですよね。私だったら、その上で、いろいろ聞かれ始めた時に、1つも答えずに、なぜ、その情報が必要なのか、という情報収集の目的を聞いてみます。
それだけ大事な情報を大量に必要なのであれば、文書などで提示をされてしかるべきです。私が経験したものでは、このような状況の際は、事前に各戸のポストに警察からのお知らせが入っていました。また、そのお知らせには、担当する警察署と担当部署の連絡先も書いてあります。
そもそも、情報とは、本人の同意なしでは収集してはいけないという国際規定があります。
また、目的を明らかにしないと収集してはいけない、という規定もあります。これらは、
OECD(経済協力開発機構:Organisation for Economic Co-operation and Development)
から出されている
OECD理事会勧告8原則(昭和55年(1980年)9月)
というものです。
いろいろと物議をかもしだす個人情報保護法も、この8原則に基づいて策定されています。
この8原則は、情報収集する側の責任を示したものですが、これを逆に言えば、情報収集される側の姿勢にもなります。今までは、こんな8原則までを個々人が知ることがなくても、何とかなってきたかもしれませんが、もう、そんなことを言っている時代ではなくなったようです。
こういったルールをちゃんとふまえた上で、正しく情報を活用すること、これが
情報リテラシー
といわれるものです。
そして、情報がありふれている現代は、インターネットやメディアをどう活用するか、という
ネット・リテラシー
や
メディア・リテラシー
も必要な時代なのです。
インターネットだから、何を信じていいのかわからない、のではなく、日常的にも私たちの周囲にある情報を洗練する目を持っていきたいですよね。
前回まで書いていたブログのニセ学位も、学位のことをちゃんと理解していれば、ご本人も大学側も見抜けたはずですが、知人の親御さんがそうであったように、肩書きやら名称やらに、惑わされ、内容を確認しなかった、ことが原因なのでしょう。
では、どんなふうに、どんな識別する目を持っていればいいのでしょうか。
・・・やっぱり1回のブログでは終われませんでした
ということで、続きは次回です。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
また、次回もお越しいただけるとうれしいです。
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