==================
ブログよりも、もっと深い内容については、
メールマガジンで。
購読をご希望の方は、こちらから
その他、
看護に関する学び、ブログに関する内容へについての
ご相談・お問い合わせは
こちらから
==================
こんにちは。characharaです。
前回は、インターネット上の情報の正しさを確認する方法として、最低限、URLをみましょう、ということを書きました。
まずは、一番右にあるccTLD(国コード)を必ず確認しましょう。
今回は、もう一つのURLについて、お伝えしていきたいと思います。
■インターネットで必ず最初に確認するところ・・・URL
前回のブログでもご紹介しましたが、URLの内容としては、
ドメイン名の種類
というものがありますので、ここを参考にしていきましょう。
さて、一番右にあるccTLD(国コード)の次に、確認するものとして、URLの右から二番目に示されているものがあります。これが、gTLD(分野別コード)といわれるもので、どんな業界や組織から発信されているのかがわかります。
上のwebサイトに一覧が出ていますので、確認してみてください。
gTLDで大事なのは、公的機関がどうか、という識別です。
従来からあった「.com」「.net」「.org」というのは、誰でもお金を払えば登録できるという点が重要です。
例えば、
「私は○○国の大統領です」
と書いてあるwebサイトであったとしても、個人登録のgTLDならば、信用していいかは全くわからない、ということです。私でも、自称 大統領と書けますから
では、日本のgTLDはどうなっているでしょうか。
上のサイトの下の方に「JPドメイン名の分類」というのがありますので、ご参照くださいね。
私も、このブログで、今までいくつか記事などをご紹介していますが、たいていは、「go.jp」―日本国の政府機関という公的な組織から出されているものを、なるべく使うようにしています。
また、取り扱う内容によって、例えば、あるメーカーの製品であれば、その関連企業である「co.jp」を見ますし、研究関係でしたら、「ad.jp」や、研究機関のある「co.jp」を使ったりもします。
このように、情報の正しさを確認する方法としては、URLの2つの識別を知っているだけでも、雲泥の差なのです!!
これらに加え、
更新日時
や
サイト運営者の名称や所在先・連絡先
が書いてあるか、も、確認事項となります。
また、書いてある内容について、たった1つのサイトだけではなく、他のサイトや、本・専門雑誌などで、複数の根拠を確認すれば、正確性の精度が上がります。
噂話程度ならば、必要ありませんが、少なくとも、人の生死に関わる医療者の知識や技術に関することでしたら、学生のレポート作成も含め、きちんとしたデータを使いたいですよね。
もし、この正確さを確認しなくてもよい、とか、インターネットで何とかなる、ということになってしまえば、大学なんて要らなくなる、と私は考えています。
インターネット大学にしてしまえばいいのです。
インターネット大学で勉強して、国家試験もインターネットで解答する、というのでいいのです。
でも、そうなると、もう専門職の意味はなくなります。一般の方と学習方法が違わないからです。
いえ、もしかしたら、患者さんの方が詳しいかもしれません。患者さんは、自分の病気のことを知りたくて、徹底的に調べますし、勉強もされますから。
でも、専門職が、そういう一般の方と異なるのは、判断力なのです。
ということは、その判断力を決定づけている情報が大事ということです。だから、専門職としての情報リテラシーがとても重要となります。
まぁ、インターネットで誰でも調べられることで、ぱっぱと「勉強」して、免許を持った人に、命を任せられる人は、果たしてどのくらいいるのでしょうか?
少なくとも、私は、ちょっとご遠慮したいです
ただし、日本の大学には、たとえインターネット中心の大学であっても、厳しい基準がありますので、そうそう、ぱっぱと調べるだけ、なんていう大学は存在しませんし、看護職については、国家試験の受験資格というものがありますので、そういう形式は今のところ、存在しませんから、ご安心を。
ところで、上の紹介しました
ドメイン名の種類
のページですが、このwebサイト自体、信用できるのでしょうか?
それを言ったら、元も子もないと思われるかもしれませんが、
ccTLDは「jp」
gTLDは「ad」
ですから、日本のJPNICの正会員が運用するネットワークから発信されていることがわかります。
ネットワークの分野の方が発信されているURLの一覧なのですから、正確である、と判断できますよね。
では、私のこのブログは、どうなんでしょう?
こんな記事もありますよ。
【面接対策】インターネット上のブログやSNSは、どこまで信じていいのか~就Tube
この記事のとおり、私のブログも全て真に受けて鵜呑みにすることなく、「参考程度」にとどめてもらっていいと思います。中に紹介したwebサイトは、URLから見ても、私のこのブログよりは信用できますね。
また、
ブログ・SNSを信じる方に共通する特性として、「自分で行動をしない」ということ
が挙げられていますので、私のブログを鵜呑みにするのではなく、参考程度にとどめて、
自分でURLを確認してみる
自分が見ているサイトがどの国のどんな分野からの発信かを推測してみる
自分が見ているサイトが、本当に自分の推測したものと一致しているかを確認する
という「行動」を起こしてみるといいのではないでしょうか。
今回のブログの大事なこと・・・もう一度書きます。
インターネットの情報の正しさを確認するには、最低限
URL
を見ましょう!
そして、サイトの中を読む前に、URLの一番右と二番目にある
国(ccTLD)
と
分野(gTLD)
を必ず確認しましょう。
おわり
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
また、次回もお越しいただけるとうれしいです。
ランキングに参加しています!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
(いつもお読みいただき、ありがとうございます。応援クリックしていただけると、ますますブログを更新する力がみなぎります。)
にほんブログ村
医学部・医療系受験 ブログランキングへ
看護 ブログランキングへ