こんにちは。自分で考え行動する看護師を応援しているcharacharaです。
今回は、書こうと思っていたお話があったのですが、前回の親戚の家の小学生の男の子、ケンちゃんが真夜中に瞼をハチに刺されたお話の後日談があるので、その続編です。
前回に書きましたように、ケンちゃんは夜9時就寝、5時40分起床という規則正しい生活をしていますので、真夜中12時に、布団に潜んでいたアシナガバチに、瞼を刺されてしまい、本当に災難でした。
その翌日、学校では、予定されていたテストがあったそうで、瞼が半開きの状態で、何とか終えることができたそうです。できばえは、まあまあ、とのこと。
そして、学校から帰宅したケンちゃんは、おばあちゃんに聞きました。
ケンちゃん「昨日のハチ、どうした?」
おばあちゃん「バラバラにして、ビニル袋に入れて、ゴミ箱に入れたよ」
(↑これも、かなり残酷~)
そして、ケンちゃんは、そのゴミ箱のハチを見て、いきなり・・・
ゴミ箱に向かって、
何でボクをいじめるんだ!!どうして痛いこと、するんだ!!
と怒りまくって、ゴミ箱を蹴り飛ばしていたそうです。
おばあちゃん、ビックリ&大笑い(←心の中で・・・)
どうやら、テストを受けにくかったようで、頭にきたみたいです。
そして、病院に行きたい、と言い出しました。
おばあちゃんからすると、もう腫れもひいているし、塗り薬ももらってるんだから、行かなくてもいいのに、と思って、そうケンちゃんに言ったんだそうですが、ケンちゃんは、
まだ、具合が悪いの。病院に行く・・・
と聞かなかったため、受診しました。
とはいえ、受診しても、明らかに医師は困っている様子。
そりゃそうですよね。おばあちゃんの言うとおり、薬も出てるし、もう治り始めているし、他に具合が悪そうなところもないし・・・。
医師「う~ん・・・」
だったそうです。
そして、
医師「他に悪いところはないかなぁ~?」
と言って、聴診器を胸、背中に当てて、診てくれました。
医師「うん、大丈夫そうだね」
今まで調子が悪い、と言っていたケンちゃんですが、医師に聴診してもらい、この一言を言ってもらった途端、いきなり
復調!!
私も、ケンちゃんのおばあちゃんと電話で話したのですが、
「笑っちゃうわよ。お医者さんに、胸と背中をポコポコ(=聴診のことらしいです)されたら、急に具合が良くなっちゃうんだもの。病院から帰ってきたら、もう元気いっぱいよ。」
と言っていました。
これって、いわゆるブラセボー効果ってやつですかぁ
医師が聴診して、「大丈夫だよ」という一言は、魔法なのかもしれません。
でも、これって、医療に限らず、不安な人や迷っている人に対しては、とても大事なことだと思うのです。
最近、教育では「褒めて育てる」と言われていますが、私は、この風潮はあまり好きではありません。
なぜなら、自分が褒められると、不信感が湧くからなんです。そりゃあ、あまりに疑いすぎでは?と言われるかもしれませんが、褒められたところで、その次がないので、私にとっては、褒めることの意味が見出せないのです。
だから、
さすがだね
すごいね
という言葉は、どうも怪しげな言葉に聞こえて仕方がありません。
小さい子どもなら、まだいいのですが、大学生に向かって、
さすがだね
すごいね
って、何だかね~・・・と思います。
あまりに褒めないと、学生から言ってきます。
先生、褒めてくださいよ。私は、褒められて育つタイプなんですから。
周りの教員は、絶句していました。
では、褒めないなら、どうするかというと、教育において、必要なことは、
保証
だと思うのです。
学生は、自分が考えていることや行動しようとしていることが、本当にいいのかどうか、不安だったり、迷ったりしているのですから、それに対して、
大丈夫!
よし!それでいいよ
という保証をして、背中を押せばいいと思うんですよね。
褒められると、確かに褒められた方が嬉しいのですが、だからといって、その後の行動に結びつくかといえば、どうかなぁ~、というところです。
でも、保証があれば、言われた方は、前進することができます。
自信もつきます。
もちろん、褒めるのも大事なのですが、そこで終わらせずに、私は、必ず保証とセットにすることにしています。
病は気から
と言われますが、もしかしたら、
学びは気から
なのかもしれません
ところで、にわかに復調したケンちゃんは、私が心配していたこともあって、メールに自分の顔写真を添付して送ってくれました。
ハチさされ、大分よくなってきました
とご機嫌です。
そして、その顔写真は、何と自撮りでした
(今時の小学生はスゴイ・・・)
これも復調の証ですね。
私からは、
元のイケメンさんに大分戻ってきてるね
と返信したら、
うん
という返事がありました。
これも、私からの保証でした
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