2015年1月収支決算
今月は強弱入り混じる結果でした。
<株式/優先出資証券>
株式のパフォーマンスは良好でした。北陸電気工事(1930)のTOBのTOBが発表されたほか、ハードオフコーポレーション(2674)を平均取得単価835円で保有していたのが1100円台に急騰したため、1200株のうち800株を利益確定しています。そのほかも配当利回りが高めの中位株をメインで保有しているのですが、これも全体的に値上がりしています。買い入れているのが日銀なのかGPIFなのか知りませんが、今月のプラスは政策によるゲタが半分以上と考えていたほうがいいでしょう。配当取りに向けて上昇余力があると見込まれる株をいくつか追加購入しましたが、読みが外れた場合もすぐに逃げられるようにするつもりです。
<投資信託>
バランスファンド、先進国株、先進国REIT、新興国株、日本株(JPX400)を積み立てています。月末時点の比較でこそ8万円の下落ですが、月の半ばは前月末比で40万円以上マイナスになった日もありました。原油安、ユーロ安、米国株安によって先進国株式ファンドが5%下落したのが効いています。先進国REITファンドは4%上昇していますが、株式のほうの保有比率が大きいため、補いきれていません。バランスファンドと新興国株式ファンドはほぼ変わらずです。30日も円高が進んで欧米株が下落したため、火曜日にはまた下げることでしょう。原油安、欧州金融緩和、ギリシャ政権交代、米国企業業績低迷によるリスクはしばらくくすぶりそうです。本来、投資信託の積み立てで値動きに一喜一憂すべきではありませんが、当面のリスク回避のために先進国株の一部を利益確定したほうがいいのかもしれません。
<外貨MMF>
米ドルは若干下がった程度でしたが、豪ドル安が響いています。原油安の影響をもろに被ったのでしょう。来年から外貨MMFの為替差益に対する税制が変わるため、何とか今年中にプラスで売り抜けたいところ。結果論ですが、年末の高値で手放したほうがよかったですね。こちらはしばらく様子見でいきます。