BOSS DD-500はGT譲りの多機能マシンだけれど、コントロールするには外部フットスイッチやエクスプレッションペダル
がないと十分に機能を使いきれないマシンでもある。
で、YAMAHAのペダルは持っているんだけど、これは繋いでも正常動作しない。フットスイッチもこれまたYAMAHAのモーメンタリータイプのはある。これはこれで使える。ただ、今度のエフェクターボードの目論見としてDD-500をスイッチャーがわりに使うという計画の中、外部フットスイッチはバンクアップ、バンクダウンの二つ欲しい。
DD-500の差し込み口は1個しかないけど、いわゆるステレオプラグ的なもので、2つに分岐してあげればスイッチが二つ繋がる構造。
純正品買うのもあり、その方が全然かっこいい。しかし、ボードのスペースはあまりないのである。
やっぱ作っちゃう。
で、簡単に考えて、モーメンタリータイプのフットスイッチ2つとステレオプラグを買ってきてケースに組み込んだ。
までは良かったが、繋いでみると全然変な動作だ。ずっとバンクアップし続けたり。
調べてみると、何もしない状態でスイッチが通じていて、押した時だけ離れるという、全く考えていたのと逆な繋ぎ方なのでした。
でもって、どっかのサイトにあったみたいに安定用の抵抗を挟んで繋ぎなおした。
今度は上手くいくかと思いきや、バンクアップはできてもバンクダウンができない。
DD-500の設定も複数項目があるので、マニュアル見て設定したけれど、やっぱりだめ。
そんな難しい回路じゃないとわかってるんだけどね。
で、抵抗を除いてやってみると、これが正解でした。
無駄な抵抗って奴ですかね。
これで、バンクアップ、ダウンが自由自在です。
エクスプレッションペダルは、フットスイッチ繋いじゃうともう繋げないんだけど、いろいろ効果を試してみたいと思って、ペダルを買うのもなんだからと、普通の可変抵抗で作ってみました。エクスプレッションつまみとでも言いましょうか。
構造は簡単そうですが、やっぱりちゃんと情報を調べます。
可変抵抗は50KBと10KB。直列に並んでる風だけど、これも接点は3つ必要なので、間違えるとちゃんと動作しません。
エクスプレッションペダルは、というか使えるエフェクターもいろいろ規格が違ったり、可変範囲に幅があったりで、こういうのも統一して欲しいですね。そんないくつもペダル買えないし、置けないから。
出来上がりはこんな感じ。
つまみの一つは下限?上限?調整。赤い方がペダルの代わりです。
エクスプレッションは同時には使えないので、動作確認用です。
これはいずれMIDIのCCで置き換えるつもり。
と言っても、そんなにヘビーに使うかどうかというのもありますが。
BOSS ボス Digital Delay DD-500
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