社会人大会の団体戦は某企業の剣道部で若い男の人のチームと当たりました。
→まだ続いてましたすみません(汗)
相互の礼が終わりすれ違う時に
「直ぐに負けても良いよ。
私ら直ぐに頑張って面付けるから(笑)
思い切って行っといで」
と美人さんに言われて思わず笑ってしまいました。
先鋒は僕。
何故か怖いとか嫌だなとも思わなかったし
笑わせて貰ったおかげで全く緊張もしませんでした。
確かに先鋒だけあって強かったです。
でも最初に
「何だ。全然やな」って。
打ちは早いけど攻めが弱い。
打つ瞬間が見える。
「うちの完璧兄や息子っち(道場長の)に比べたら全然や(笑)」
そう思えたらワクワクしました。
「絶対に中堅に繋ぐ」
鍔迫りで崩されないように必死でした。
でも普段から道場長や1番先生と体当たりして相手を崩して技を出す稽古をしてますから(笑)
1番先生は体当たりして来た相手を骨折させた事がありますから(笑)
「もしかしたら引き分けに持ち込めるかも」
そう思った瞬間に弾かれて
そう思った瞬間に弾かれて
握っていた竹刀を吹っ飛ばされました。
隣りのコートまで(笑)
僕みたいなポンコツから一本も取られへんからイライラしたのかな。
でもその前の稽古で完璧兄にもっと酷くぶっ飛ばされてるから
全く動揺しませんでした。
あの時掛り手に回って良かった→ありがとう(笑)
そして「始め」がかかって直ぐに試合は終わりました。
結果は引き分け。
コートから下がる時に涙が止まらなくなりました。
コートから下がる時に涙が止まらなくなりました。
めっちゃ悔しかった。
次鋒のノッポさんは不戦勝。
中堅の美人さんはコートに行く前に
「よく引き分けてくれたね。」
そう言って笑ってくれはりました。
相手の中堅はそんなに強い相手ではなく
美人さんも何本もすり上げ面が決まりそうでしたがなかなか旗が上がりませんでした。
残念ながら引き分け。
ああ終わったなと思ったら
相手の副将は全く動かない(笑)
うちの副将の長さんも全く動かない(笑)
因みに長さんはいつも相面を狙います。→届かないので
高段者の試合か?と言う位お互い動かず
そして攻めも無く(笑)
道場長もめちゃ笑ってはりました。
「もう動かんと引き分けてくれ」
最後の方で相手がジリジリと攻め出すと
長さんがジリジリと下がり出し
もう少しで場外になる!という所で何故か中央まで戻らはりました。
恐らくあのままだったら反則を取られてたと思います。
後で知りましたがその方だけ50代の年配の方でした。
何て紳士なんだろう。
びっくりです。
そして副将も引き分けました。
それもびっくりです(笑)
最後の大将戦はおばちゃん相手に
「それは反則やろ!」
と言う位強かったです。
大将の1番先生も打つ時に前に45度傾く程凄い勢いで打ちに行ってましたが
あっと言う間に2本取られてしまいました。
そして直ぐに代表戦。
大将同士2回戦目です。
1番先生の気迫が凄かったです。
→そりゃ相手も骨折するっちゅうねん(笑)
相手に打つ隙を与えない位捨て身でガンガン打ちに行ってました。
50代とは思えない→‼︎
長さんと同じ年代とは思えない→(笑)
怪我をしないかハラハラしました。
来賓の先生方も回りの人も皆注目してはりました。
かっこよかったです。
結局出小手を取られて負けてしまいましたが
とても良い試合だったと思います。
終わった後
「試合って面白いでしょ?」
と言われました。
道場長も
「試合に出ないと稽古だけでは分からない事が沢山ある。
稽古だけでは身に付けられないのは「気迫」で1番大事なもんやから
やっぱりどんどん数をこなして行かなアカン。
とても勉強になるやろ」
やっぱり団体戦は面白い。
「もしも副将でプライド母が出てたら勝てたかも。残念でしたね」
と言うと
「ドタキャンしたんやん」
と叱られました。
そうですね。
試合は勝ち負けやないですね。
個人戦で勝てなかったのかな(笑)
気持ちって大事ですね。
また来年(笑)頑張ります。
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