2017年3月27日午前8時30分頃、
栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生しました。
登山講習会に参加していた県立大田原高校の男子生徒7人と男性教員1人の計8人が、
この事故により命を失いました。
8人が死亡した大田原高校の山岳部は、
登山競技の県大会で9連覇し、全国大会に連続出場を果たす強豪です。
顧問の先生も県内で有名な山のエキスパートで部員数も多いです。
この日も、雪山にテントを張って、そこで就寝し、
朝の5時には起床して活動をしていました。
バリバリの体育会系の面々です。
こちらの高校には関係者がおりました為、
他人事とは思えず、ずっとニュースを見入っております。
悔しくて悲しくて辛い思いです。
この講習会は、県高校体育連盟主催の春山安全登山講習会で、
積雪のある時期の登山の理解を深め、事故防止に役立てる目的で開催されていました。
それまで暖かい日が続いていたこの3月でしたが、
いきなり26日から急激に寒くなり、真冬に戻りました。
そこに魔物が出て来てしまったのでしょうね。
親御さんにとっては、悔しくて辛くて悲しくてどうしようもない思いです。
2015年2月11日には、
長野県の茅野市と原村にまたがる八ケ岳連峰・阿弥陀岳で、
学習院大学の山岳部所属学生の遭難事故がありました。
山岳部の男性主将が新入部員に付き添って下山途中で遭難し、2名の死亡が確認されました。
山岳部主将としての責任感で、何としても新人部員を連れて降りようとされたのです。
2015年12月21日には、
北アルプスのスバリ岳で慶應義塾大学医学部で山岳部所属の男子学生2人が遭難し、
22歳の学生が意識不明の状態で見つかり、まもなく死亡が確認されました。
10月から準備をはじめ、様々な調査をし、念入りな計画をたてた上での登山でした。
他にもたくさんの遭難事故があります。
どんなに準備しようと、どんなに訓練しようと、
雪山は、本当に怖いです。
ただ、今回は、ファミリースキー場という名前がついておりますから、
親御さんも安心して送り出した事でしょう・・・。
山だけでなく、海や川にも魔物が出ます。
気を付けていても、、、です。
ただ、、、
これ以上、未来ある若者の命が奪われる事のないよう願います。
合掌。
ーby事務長ー
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