義母のマミーは3年前に脳出血で倒れてほぼ寝たきりになりました。
しかしただ寝ているだけでは体も頭もどんどん衰えてくるので毎日
リハビリを頑張っています。
今日は水曜日、デイケアのある日だった。デイケアから帰ってきた
マミーは何時もどおり、うがいと手洗いとトイレを済ませたら夕食の
パンを食べる。
このパンというのは、いつもはくるみパンだったのだがここのところ
あんこパンとアーモンドパンとくるみパンを日替わりで変えるようになった我家。
理由はないが、この間いつものくるみパンが丁度品切れだったので
アーモンドパンというものをマミーに食べさせると「美味しい、美味しい」
といつもの倍以上の速さでアーモンドパンをたいらげたので、それか
らは色々なパンを日替わりであげるようにしているのだ。
今日はあんこパンを食べたマミー。その後歯磨きをすませてから
ベッドで横になってマッサージの男先生が来るまでしばしの休憩だ。
するとマミーが娘のかっちんにこう言いました。
「昨日の夜の3時か4時くらいに、オシッコがしたくなって笛を吹いて
たーちゃんを呼びました。」
「あっそう。」
「すぐたーちゃんが来てくれて、わてのオシメを見てくれました。」
「ふ~ん。」
「そしたらその時にわてが大きなおならをしてしまったんです、はい。
そんな失礼な話があるか?」
「しゃあないやんか、おなら位誰でも出るわい。」
「屁こくのはいいけど、たーちゃんを笛で呼んでおいてオシメを
取り替えてもらってる時にわざわざ屁こく人間がおるか?」
「しゃあないやんか、頭下げて許してもらい。私は下げへんけどな。」
それを聞いて笑うマミー。詳しくは昨日の記事「宝塚音楽学校の厳しさ
を熱く語る女」をご参照ください。
「だけど、わては頭が動きませんからね・・・。」
そう、マミーは脳出血を起こしてから頭があまり動かなくなった。
そんなわけで僕に頭も下げられないと申し訳なさそうに言うマミー。
マミーは言った。
「もう、こんな人間は自殺もんやな!」
「そんな、屁こいた位で自殺してたら私はどうなるねん。」
それを聞いてまた笑うマミー。かっちんは自他ともに認める屁こき虫
だ。一度屁をこきだすと止まらないかっちん。週に3日もケンタッキー
フライドチキンを食べてコーラを飲みまくっているせいだと本人は言っている。
マミーは言った。
「わての担当のケアマネージャーの女の人はきっと言いますよ、わて
が屁こいて自殺したと知ったら、屁一回こくよりもあんたは他にもっと
悪い事をたーちゃんに沢山やってるでしょって!」
そっか・・・マミーにも自覚はあったんですね。笑
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