デイサービスでね・・・ | 義母と僕とリハビリ介護日記

義母と僕とリハビリ介護日記

脳出血の後遺症で要介護4、一級障害者になった一人暮らしの義理の母マミー、娘夫婦と同居して厳しいリハビリを続けるか? 
それとものんびり施設入所をするのか?選んだ答えは「厳しいリハビリお願いします!」その日から涙を流してリハビリを頑張る
義母と僕の成長日記です。

昨日は日曜日デイサービスの日だった。義母のマミーがこの6月
から利用するようになった所だ。

ちなみにここに来てくれているみなさんは介護と関係のない方も
多いので説明しますが、デイサービスやデイケアって子供の頃に
通っていた学校のように持って行くものが色々とあるんですよ。

マミーはデイケアとデイサービスを利用している訳だが、場所場所
によって持ち物が違うようです。

ちなみに我家のマミーが通っているデイサービスに行くときの持ち
物はコレ。

 持ち物

※左側に写っているチワワ軍団は持ち物ではありません。

テーブルに置いてあるバッグに写っている物全てを入れて行きます。

(一列目の左から)
歯磨きセット、水虫の薬

(二列目の左から)
オムツ2パット3が入ったピンクの巾着、トロミ剤(水分にトロミをつける)
ふりかけ、連絡帳

デイサービスはこんな感じ。デイケアはまた少し違いますが、それは
またデイケアの事を書くときにでもUPしましょう。

さてさて、そんなわけで昨日はデイサービスだったのでまた夕方の
5時ごろに帰宅したマミー。

しかしいつもとは少し様子が違った。

「おかえり、さよちゃん。」

「ん? その声はかっこちゃんですね?」

「そうよ、おかえり。」

「はい、ただいま。」

そして靴を脱がせると見慣れぬズボンを履いていたマミー。

 ズボン

「あれ? さよちゃん、そのズボンは?」

「・・・」

「ズボンどうしたん?」

「そんな事、イチイチ聞かなくても分かっているハズです。」

ふてぶてしい様子のマミーにかっちんは言った。

「またオシッコ漏らしたんか?」

「ええ、やってしまいました。」

どうやら昼寝の時に漏らしてしまったようなのだ。一応パットはしてあ
るのにズボンまで濡らしてしまうなんてさぞ大量に漏らしたのだろう。

「あかんな~、ホンマ、あかん。この、しょんべんタレがっ!」

「ええ、こんな事、彦(ひこ)あんちゃんに知れたら顔を踏んづけられ
ますよ、はい。」

ちなみに彦(ひこ)あんちゃんとは、マミーの亡くなったお兄さんだ。
マミーとは母親違いの兄妹なのだが子供の頃はよく遊んでもらった
らしい。

しかしその遊びと言うのが・・・そこらにいる動物を捕まえてきて焼い
て食べるというかなり野蛮な感じだったそうで、マミーもこの彦(ひこ)
あんちゃんに食べろと言われて焼き犬を食べたそうだが、後でお父
さんに知られてこっぴどく怒られたのだという。

「だって、わては犬だって知らなかったんだもん。それでお父さんは
さよ子にそんなもん食わせて!!って、彦(ひこ)あんちゃんの事をメチャ
クチャ怒ってました、はい。」

この彦(ひこ)あんちゃんに、お漏らししたからってそんなに怒られる
とは思わないのは僕だけだろうか?

しかしマミーは彦(ひこ)あんちゃんに怒られる、怒られるとずっと言う
のであった。なのでかっちんは言った。

「そんなに彦(ひこ)あんちゃんが怖かったら、お漏らしなんかせーへん
事やな。分かったか?」

「分かりましたよ!」

「ホンマに分かっとんか、とぼけた顔しやがって! おいブス子よ~?」

「・・・」

「おいブス子? 聞いとんのか? ブス子~?」

するとマミーはこう言った。

「ふん、かっこちゃんこそ乱暴な言葉遣いしてたら彦(ひこ)あんちゃん
に顔を踏みつけられますよ、はい。」

「私は大丈夫。乱暴な言葉遣いなんかした事ないから。」

「そっか・・・。」



ちょっと、ちょっと、それで終わりかい?!


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