自分の特性を説明する | 発達障害と生きるということ

発達障害と生きるということ

~大人の発達障害、27歳女の生き方~


わたしは発達障害の中でも、いわゆるアスペルガー症候群にあたる特性を多く持っています。


でも、ADHDの特性も併せ持っているようです。


通院日には、診察とは別にカウンセリングを受けています。


カウンセリングは45分。カウンセラーさんとは、人間関係のことや日常で困ったことなど、アスペルガーあるあるとその対策をよく話します。


診察は10分ほど。診察では、衝動性や不注意、二次障害の気分の波を薬で調整しているので、それらの症状について話をします。


ふたりの専門家から、違う方向からサポートを受けている感じです。


これはわたしにとっては、良い環境です。


最初の頃はわたし自身がすごく混乱していて、うまく専門家を頼ることができていない状態だったのですが、今では「これはカウンセラーさんに相談。これは先生に相談。」と整理できています。


発達障害と診断を受けたばかりの頃はとにかく大混乱で、たくさんの情報の中に飛び込み、たくさんのことを悩み考えました。


そして整理できてきた今になってやっと、発達障害の特性って、発達障害者の数だけあるんだなと理解しました。


「発達障害」と同じ呼ばれ方をしても、同じ特性を持っているわけではありません。似てる部分もあるけど、違う部分もあります。


その個性は、自閉スペクトラム症、ADHD…などなど専門的に区別されているそのラインも、軽く飛び越えます。わたしもその飛び越え組。


人それぞれ千差万別。


なんて支援しにくそうな障害なんだ~!と思いました。


「この人はどんな特性を持っているのか?」が分からなければ、どんな手助けをしたらいいのか分からないけど、まず「どんな特性を持っているのか?」って、出会ってすぐには分からない。


カウンセラーさんからも主治医からも「自分の特性を自分で深く理解して、他人に分かりやすく説明できるようになりなさい。」と言われてきた意味が分かりました。


今後、仕事を探す上で自分の特性について説明する機会は増えるだろうと思います。


「わたしはこんな特性があります。こんなことが苦手です。でもこのくらいは平気です。これ以上は耐えられません。こんなことが得意です。」という風に、予めある程度セリフにして覚えてしまおうかと思っています。


趣味や特技、長所に短所、障害の特性。自己紹介に組込んでしまえばいいかなって。


なんだか結局なにが言いたいのか分からない記事になってしまいましたが…。


自分の特性を少し整理することができてきたので、次は説明できるようになっていきたい!ということで!