♦7月21日 奥尻港6：30出港～瀬棚港11：30着岸 27㍄（50.0ｋｍ）
４時の時間帯はウニ漁の出港時間なので、それを避けて５時に出港しようとしたらガスがかかってしまった。待つこと小一時間の６時は半に出港した。風は8～9m、波は1～1.5mの追い風追い波である。朝の潮は逆向きなので5ノット出ない展開は一昨日と一緒である。
一昨日、奥尻に都会的な娘さんがいると思ったら、リゾバだという。リゾートホテルバイトと言って、３ヶ月の期間従業員みたいなものだ。それに、国内留学は６名と聞いていたが、当のご両親から新入生は１７人に増えましたと、いい情報が入った。昨夜、温泉に来た高校生の親だともわかった。
奥尻島を離れた頃から波も高く、風も10m超えてきた。「まあいがべ これでいがべが」は禁物と心得て操船し、１１時半に瀬棚港に着岸した。 
人工的に造ったような岩
漁協に邪魔にならないかを確認。すると、１時前に港湾課の職員が車でやって来た。入港の目的を聞かれ、高い波と強風のため避難してきました。避難だったら係留料は無料ですと言って書類を渡された。住所、氏名、船名入港理由等々を記入し、ご苦労様と言うと帰っていった。
