英国EU離脱でグローバリゼーションの時代は終わり、「乱世」が始まる
拮抗した投票結果だったが,結論としては離脱。
悲観的見方がやたらと多いが,EU統合以前はどうだったのかを振り返ってみよう。
戦争が起きていたか? 貿易は何もかも不自由だったか? それは違うのではないか。
イギリスは日本と同じく島国。それゆえに「いっしょくた」にされたくないし,「大英帝国」なる幻想をいまだ持ち続けているのであろう。
状況解説は,浜矩子氏と僕の認識は同じであるが,要は「ありえない幻想から目覚めるとき」なのだ。
宗教・通貨・人種。それだけ違っているのに一緒になった。仏教とキリスト教が一緒になるようなもので,そもそもが相容れない。
ありえない考えはあり得ない結果を招く。
問題は,こうしたことが参議院選挙の争点にされやしないかということ。僕は,今回の争点は「野合した野党4党を評価するかどうか」だと思う。
共産党と民進党が手を組むなんてありえない。そもそもオカシイ。考えが違うのに,結果だけ欲しくて野合。
幸い,比例代表も個人名で投票できる。今回は,なんとしても政界復帰してもらいたい候補がいる。同時に,「山本太郎となかまたち」は落選させたい。
今回の日本の18歳選挙,おそらくは低投票率だろう。消費税も払っているのに政治に無関心なんて,あまりにも情けないのではないだろうか