昔、台風が接近している時、急いで仕事から帰宅して
雨風がだんだん強くなる中、屋根の上に登り
雨で濡れた瓦で足を滑らせて、危険な思いをしながらも
雨漏りしないように、屋根の修理をしてくれましたね。
家が古かったので、屋根が吹き飛ばされないように
大きな材木を家の中心に立てて、屋根裏にも上がり
天井とその支えとなる材木を、しっかりとくくりつけてくれていましたね。
そして、台風が来たときお父さんは
私達家族を守るために、一人で材木を倒れないようにしっかり持って
一生懸命支えてくれていましたね。
『安全な場所、机の下にもぐっとけ!』と、言われた私はお父さんの事が心配で
飼い猫のミーを抱っこしたまま机の下から時々覗いて見ていたら
天井が激しく上下に揺れて、今にも屋根が吹き飛ばされそうな感じがしてとても怖かった。。
そんな中、お父さんは
ありったけの力を出し切るかのように、命がけで支えてくれていましたね。。
私が『危ないよ!大丈夫ー!?』というと
『心配せんでもええ!大丈夫じゃから、危ないから顔出すな!』と
自分が一番危険な状態なのに、いつも家族の事を一番に考えてくれて
大切に思ってくれて守ってくれて
本当に本当にありがとう。。
今度生まれ変わったら
またお父さんの子として生まれてきたいです
あなたの娘より。