夏の全国大会予選に大会初出場してから、4ヶ月ほどがたち、今回は秋の関東大会出場をかけて、予選大会に参加した。

その間、地道な練習と練習試合をこなしながら、交流大会への参加もしてきた。

不運にもホームである小学校の体育館が工事のために使用できないため、土日は遠征、平日は有料の公営体育館を借りて練習しているここ数ヵ月。

練習時間が少なく思うように集中してやれない中で、何とか形になってきていたように思っていた。事実、大会でも上位には行けずとも、かなりの成長を感じられる成績を残してきたつもりだった。

関東大会出場には思いを強く持ち練習を重ねてきた。

今までの練習の力試しと思って、関東大会予選前日は群馬での大会に参加した。前日に大会というのは無謀なのかわからないが、うちは今までも同じことをやってきていたから気にもしなかった。

ただ、6年生の子が骨折で大会に出られないことと、ここのところ体調を崩す子が多かったこと、エースが高熱で練習不足だったこと、いろんな不安材料はあった。


力を出し惜しみするいつもの癖、全力で試合をしないいつもの甘さ。自分の力をセーブしてしまう気力のなさ。
悪いところがすべて出た試合になった。

動くと少し痛いところ、咳き込んで集中力を失うところ、どうにもならない状況を抱え、諦めるしかないのか?と自問自答。

今年ドッジボールを始めた子たちは経験不足が足を引っ張り、自分から動く子はいない。エースがダメなら自分が頑張る!という積極性はまだ養っていない。
今まで、エース一人を頼る試合ばかりだったうちにはあまりにも無残な試合が続く。

力を出せないエースを引っ込めれば、他の子はやる気を出すのか?とも思うが、踏み切れない自分。

結局、関東大会へ連れていってやることはできなかった。

自分の力のなさを改めて感じた。

前回の大会で、県チャンピオンに食らいついたみんなの力。県外の大会でも、上位のチームに踏ん張って勝利したみんなの力。
エースなしでも戦えるはずのみんなの力。
どこに忘れてきたのか?


諦めたらそこで負け。今の自分に言い聞かせ、新たな出発をしなければいけない。
最後の最後まで諦めるな!子どもたちにはいつも言い聞かせる言葉を、今回は自分の中で噛み締める。

来年早々の全国大会予選に向けて、私は一番に走り出すよ。連れていってやると約束した福岡の地まで。


不甲斐ない試合でしたが、応援いただいたみなさま、ありがとうございました。

協会のみなさま、お世話になりました。
対戦いただいたチームのみなさま、ありがとうございました。