11月27日（木）
現在のテーマ「ソロモンの箴言②」
今日のテーマ「箴言の頂点」
■聖書 箴言25:1～28 (21-22)
■聖句 「あなたを憎む者が飢えているならパンを与えよ。渇いているなら水を飲ませよ。こうしてあなたは炭火を彼の頭に積む。そして主があなたに報いられる」。(21-22)
■解説
再び「ソロモンの箴言」となります。1節に「ユダ王のヒゼキヤのもとにある人々が筆写した」とあるように、ソロモンから200年後のヒゼキヤ(BC715-686年)の時代に、彼の書記たちが書き写したものと考えられています。聖句として選んだ御言葉は箴言の頂点と言われるもので、「悪に報いるのに善をもってせよ」という有名な教えが絵画のように描かれています。驚くような高い倫理が示されています。その前提は「神は知っておられる」、「神は心の内を見ておられる」ということです。それは正しい裁きを神に委ねるという生き方を志向させ、裁かない(裁けない)、敵をも愛するという生き方となります。これを実践できるとすれば、ただ信仰から出た愛による以外にはないと言えます。パウロはこの箴言をキリスト者の倫理としてローマ書12:20に引用し、「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」(ロマ12:21)と教えています。「敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」という主イエスの教えもこれに通じるものです。隣人を愛することも難しく感じる者に、まして敵を愛することなどできそうもありません。しかし、罪人を愛して下さった主イエスの姿に励まされて、少しでもそれに倣う者でありたいのです。
■祈り
全てのことを主にゆだね、憎しみのあるところに愛をもたらす者としてください。争いのあるところにゆるしをもたらす者としてください。
現在のテーマ「ソロモンの箴言②」
今日のテーマ「箴言の頂点」
■聖書 箴言25:1～28 (21-22)
■聖句 「あなたを憎む者が飢えているならパンを与えよ。渇いているなら水を飲ませよ。こうしてあなたは炭火を彼の頭に積む。そして主があなたに報いられる」。(21-22)
■解説
再び「ソロモンの箴言」となります。1節に「ユダ王のヒゼキヤのもとにある人々が筆写した」とあるように、ソロモンから200年後のヒゼキヤ(BC715-686年)の時代に、彼の書記たちが書き写したものと考えられています。聖句として選んだ御言葉は箴言の頂点と言われるもので、「悪に報いるのに善をもってせよ」という有名な教えが絵画のように描かれています。驚くような高い倫理が示されています。その前提は「神は知っておられる」、「神は心の内を見ておられる」ということです。それは正しい裁きを神に委ねるという生き方を志向させ、裁かない(裁けない)、敵をも愛するという生き方となります。これを実践できるとすれば、ただ信仰から出た愛による以外にはないと言えます。パウロはこの箴言をキリスト者の倫理としてローマ書12:20に引用し、「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」(ロマ12:21)と教えています。「敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」という主イエスの教えもこれに通じるものです。隣人を愛することも難しく感じる者に、まして敵を愛することなどできそうもありません。しかし、罪人を愛して下さった主イエスの姿に励まされて、少しでもそれに倣う者でありたいのです。
■祈り
全てのことを主にゆだね、憎しみのあるところに愛をもたらす者としてください。争いのあるところにゆるしをもたらす者としてください。
