昨日から3月だというのに!
2月27日(火曜日)から、雪が降ったりやんだり、特に28日(水曜日)は雪が積もり、昨日は氷点下!
28日の午前中、うちの近所のブラモル・パークに行って、写真を撮りました。
話題は、雪にまつわる、いろいろ・・・( 以下、写真はブラモル・パーク。本文と関係ありません )
冬季オリンピック!
日本では大きな話題になったようですね。
読者の方にコメント欄で聞かれて、お答えしたのですが、興味を持った方がほかにもいたので本文に書きます。
池の端
イギリスでは冬季オリンピックはあまり話題になりません。
凍った池の上をあるくカナダ・ガン
・・・陽の当たる、比較的暖かい場所に集合しているカモと合流
もちろん国営放送 BBC で生中継していたぐらいですから、見ている人もいたはずです。
ブラモル・ホール、裏側
私の周りで話題にした人は、皆無。
ブラモル・ホール、正面
開催されていることすら知らない人もいて・・・いつの間にか終わってた・・・そんな感じです。
スポーツの話題に疎い私とそのまわりの同類イギリス人女性、二人の息子もスポーツ観戦に興味なし・・・と、一般性が低い報告で恐縮です。
それでも、うちの夫とその兄弟はスポーツ中継には目がない方なのです。・・・が・・本当にだーれも話題にしていません。
白黒写真ではありません。
・・・ほら、ね。
目当ての選手もいないし、冬季オリンピックのGB(グレート・ブリテン)選手が有名企業のキャラクターなどになった話も聞きません。
もちろん、私が見なかっただけで、スキー用品やスキーファッションなどのイメージキャラクターとして起用された選手などいたのかもしれませんが・・・
スキー用品、スキーファッションなどというものがそもそも、イギリスでは人目につかないものなのです。
イギリス人にはスキーをはじめ、ウィンタースポーツに縁がありません。
スコットランドにはいくつか、スキー場があるようですが、イングランドには自然のゲレンデは皆無。
雪は降っても、積もらない。
「選手になれる人たちは、子供の頃から毎年スイスなどヨーロッパ山岳地帯にある程度の期間、家族で滞在できるほど経済的に恵まれた人たち」といった通念があるんです。
今ではヨーロッパ大陸への旅行はぜいたくなことではありません。
それでも、雪山にスポーツをしに行く人は、地中海沿岸に日光浴をしに行く人に比べて圧倒的に少ないんです。
中流以上の金銭的余裕と、「庶民がやらないスポーツをやる」ちょっぴり特権階級意識のある人に限るという印象が今でも完全には否定できません。
実際には有望選手の強化費用は、協賛企業や宝くじ財団などが負担するので経済的余裕のそれほどない選手も国外での練習に専念できるはずですが、子供の頃からの環境ってだいじですよね。
サッカーや陸上競技などと違って競技人口のすそ野が圧倒的に!狭いのです。
やっかみか、なじみのない種目をみる気が起こらないのか、GBチームが強い種目があまりないためか・・とにかく関心がない人が多いんです。
スケートは国内にも屋内施設があるためか、強い選手もいますね。
あと、スコットランドが発祥のカーリングと、スケルトンというそり競技(いずれも屋内種目)も強いらしいのです。
夫は女子カーリングの日本との対戦だけは熱心に見ていました。
「癒される」んだそうです。
それと、ウィンタースポーツは圧倒的に白人優位なことも、多民族融合国家をめざすイギリスで敬遠される理由の一つかもしれません。
地域的な問題もあって、仕方ないんですけどね。多くのアジア、アフリカ諸国で雪は降らなそうです。
そういうわけもあって、ただ、「あまり興味がない」というだけでなく、積極的に話題にしないようにして、「特権階級スポーツ」観戦に盛り上がる風潮に抵抗している人たちも確かにいるみたいです。
「おれも家が金持ちで子供の頃から練習していれば今頃は冬季オリンピックぐらい出られたのに!」と浅はかなことを考えるイギリス人がいてもおかしくありません。
そんなわけない!のはわかっていますが、サッカーや体操や、陸上競技などよりはウィンタースポーツの種目のほうが競争相手がたしかに少なそうです。
チーム・GB、今年は例年になく、健闘したそうです!
降雪パニック。
昨日は、息子が朝登校したハイスクール(11歳から、16歳で試験に受かるまで最長18歳まで)が休校になったと、帰宅してきました!
雪で休校!
今日も休校!!
道路が凍って危ないから!
子供が学校に行かないとなると、11歳以下の児童の親は仕事を休まなければなりません。
電車やバスも多くが欠便。(珍しいことではありません)
閉鎖された高速道路も!
スタッフが出勤できなくて開けられない店や施設も多数。
診療所は開いていましたが、多くの高齢者患者が予約をキャンセルしたため、ガラガラ。
2013年以来の「大雪」だそうです。
降った量と積もった量は大したことないんですっ。パニック度(都市の機能マヒ度)が2013年の再来。
地震も津波も台風もないイギリスで、たかが雪で社会機能が停止!
イギリス社会、情けない。
ブラモル・パークの写真、いかがでしたか?
この日(一昨日)は子供たちは登校していましたが、犬の散歩や、幼児のそり遊びで、時折の激しい降雪にかかわらず、大盛況。
昨日は多くの学校が閉鎖され、家に帰った子供たちが、一日そりあそびを楽しんだはずです。
我が家の前庭…うちの老猫、ホレイシオ。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
2月27日(火曜日)から、雪が降ったりやんだり、特に28日(水曜日)は雪が積もり、昨日は氷点下!
28日の午前中、うちの近所のブラモル・パークに行って、写真を撮りました。
話題は、雪にまつわる、いろいろ・・・( 以下、写真はブラモル・パーク。本文と関係ありません )
冬季オリンピック!
日本では大きな話題になったようですね。
読者の方にコメント欄で聞かれて、お答えしたのですが、興味を持った方がほかにもいたので本文に書きます。
池の端
イギリスでは冬季オリンピックはあまり話題になりません。
凍った池の上をあるくカナダ・ガン
・・・陽の当たる、比較的暖かい場所に集合しているカモと合流
もちろん国営放送 BBC で生中継していたぐらいですから、見ている人もいたはずです。
ブラモル・ホール、裏側
私の周りで話題にした人は、皆無。
ブラモル・ホール、正面
開催されていることすら知らない人もいて・・・いつの間にか終わってた・・・そんな感じです。
スポーツの話題に疎い私とそのまわりの同類イギリス人女性、二人の息子もスポーツ観戦に興味なし・・・と、一般性が低い報告で恐縮です。
それでも、うちの夫とその兄弟はスポーツ中継には目がない方なのです。・・・が・・本当にだーれも話題にしていません。
白黒写真ではありません。
・・・ほら、ね。
目当ての選手もいないし、冬季オリンピックのGB(グレート・ブリテン)選手が有名企業のキャラクターなどになった話も聞きません。
もちろん、私が見なかっただけで、スキー用品やスキーファッションなどのイメージキャラクターとして起用された選手などいたのかもしれませんが・・・
スキー用品、スキーファッションなどというものがそもそも、イギリスでは人目につかないものなのです。
イギリス人にはスキーをはじめ、ウィンタースポーツに縁がありません。
スコットランドにはいくつか、スキー場があるようですが、イングランドには自然のゲレンデは皆無。
雪は降っても、積もらない。
「選手になれる人たちは、子供の頃から毎年スイスなどヨーロッパ山岳地帯にある程度の期間、家族で滞在できるほど経済的に恵まれた人たち」といった通念があるんです。
今ではヨーロッパ大陸への旅行はぜいたくなことではありません。
それでも、雪山にスポーツをしに行く人は、地中海沿岸に日光浴をしに行く人に比べて圧倒的に少ないんです。
中流以上の金銭的余裕と、「庶民がやらないスポーツをやる」ちょっぴり特権階級意識のある人に限るという印象が今でも完全には否定できません。
実際には有望選手の強化費用は、協賛企業や宝くじ財団などが負担するので経済的余裕のそれほどない選手も国外での練習に専念できるはずですが、子供の頃からの環境ってだいじですよね。
サッカーや陸上競技などと違って競技人口のすそ野が圧倒的に!狭いのです。
やっかみか、なじみのない種目をみる気が起こらないのか、GBチームが強い種目があまりないためか・・とにかく関心がない人が多いんです。
スケートは国内にも屋内施設があるためか、強い選手もいますね。
あと、スコットランドが発祥のカーリングと、スケルトンというそり競技(いずれも屋内種目)も強いらしいのです。
夫は女子カーリングの日本との対戦だけは熱心に見ていました。
「癒される」んだそうです。
それと、ウィンタースポーツは圧倒的に白人優位なことも、多民族融合国家をめざすイギリスで敬遠される理由の一つかもしれません。
地域的な問題もあって、仕方ないんですけどね。多くのアジア、アフリカ諸国で雪は降らなそうです。
そういうわけもあって、ただ、「あまり興味がない」というだけでなく、積極的に話題にしないようにして、「特権階級スポーツ」観戦に盛り上がる風潮に抵抗している人たちも確かにいるみたいです。
「おれも家が金持ちで子供の頃から練習していれば今頃は冬季オリンピックぐらい出られたのに!」と浅はかなことを考えるイギリス人がいてもおかしくありません。
そんなわけない!のはわかっていますが、サッカーや体操や、陸上競技などよりはウィンタースポーツの種目のほうが競争相手がたしかに少なそうです。
チーム・GB、今年は例年になく、健闘したそうです!
降雪パニック。
昨日は、息子が朝登校したハイスクール(11歳から、16歳で試験に受かるまで最長18歳まで)が休校になったと、帰宅してきました!
雪で休校!
今日も休校!!
道路が凍って危ないから!
子供が学校に行かないとなると、11歳以下の児童の親は仕事を休まなければなりません。
電車やバスも多くが欠便。(珍しいことではありません)
閉鎖された高速道路も!
スタッフが出勤できなくて開けられない店や施設も多数。
診療所は開いていましたが、多くの高齢者患者が予約をキャンセルしたため、ガラガラ。
2013年以来の「大雪」だそうです。
降った量と積もった量は大したことないんですっ。パニック度(都市の機能マヒ度)が2013年の再来。
地震も津波も台風もないイギリスで、たかが雪で社会機能が停止!
イギリス社会、情けない。
ブラモル・パークの写真、いかがでしたか?
この日(一昨日)は子供たちは登校していましたが、犬の散歩や、幼児のそり遊びで、時折の激しい降雪にかかわらず、大盛況。
昨日は多くの学校が閉鎖され、家に帰った子供たちが、一日そりあそびを楽しんだはずです。
我が家の前庭…うちの老猫、ホレイシオ。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
いつも関係の無い質問ばかりですが、ホレイシオ猫ちゃんのお名前の意味はなんですか?英語ですか?かわいーですね♥
今日はマーマデュークちゃんはお出かけですか?
さて、スキーは、僕らが若い頃にホイチョイプロダクションの映画に影響されて、こぞって行きましたねぇ。
私もけっこう行きました。社会人なりたてのころは、会社の寮に泊まって毎週行ってました。
そのバブルの頃の前は、やはり特別な人のするスポーツ、という感じだったと思います。
今は、僕らのように若い頃経験した人が親になり、子供を連れて行くようになったようです。
うちの娘や息子も大好きです。
さて、寒い国のイメージのイギリスでも、雪で休校になるんですね。
ちょっと意外でした。
すみません。
この記事の誤字(変換ミス)と脱字は記録的多数でした!気が付かれたかしら。直しました。
マーマデュークの写真は、出るときと出ないときがあるのです。消えるときは過去の1000本の記事すべていっせいに消えて、何もしなくてもまた出現します!これが続けば、ブログのプロバイダーに苦情を言うつもりです。
イギリスは、実は寒い国じゃないんですよ。何度も言うのですが、日本の方は信じてくれません!
冬のロンドンの平均気温は東京より高いのです!マンチェスターは、南部より少し低いかな。
八幡君へのお返事でも書きましたが、イギリスは日本ほど寒い国ではないんですよ。ロンドンの冬の気温は東京より高いはずです。北海道と緯度がほぼ同じなので、北の国という印象があるせいでしょうか。たしかに夏が涼しく短いので年間平均気温は日本より低いのですが日本ほど寒暑の差がないのです。
冬の寒さが厳しい時期が短い代わり、厳しくない寒さがうんざりするほど長いんです。北部が南部より寒いのは緯度が高いからではなく、丘陵地が多く、高度が高いかららしい。
ストックポート日報で何度も書いているのですが、日本の方は、信じてくれないのです。イギリスが寒いという思い込みはいったいどこから?もしわかれば、教えてください。
イギリスの階級意識等に関するお返事は、明日にでも、「木の顔」コメント欄にしますので、気を付けてみていてくださいね。
以前はアイスダンスはイギリスが強い、というイメージでしたね。
以前、住んでいた時に、チェーンを探しましたがどこにも売っていませんでした(我が家が住んでいた住宅街は元牧場なので、緩やかな丘になっていました。我が家は丘の上の方だったので、大きな道路に出るのが大変でした)。チェーンを持っていたのは、毎年フランスにスキーに行く人たち。フランスで買ったそうです。
ロビン・カズンズ!いました。忘れてました。そう、フィギュアスケートは今も他の種目に比べて、強いはずです。でも、日本のような、スター選手、いるのかなあ。