昨日、海老蔵さんの会見の動画を見ました。



それから涙が止まりません。



なんの涙かって説明は出来ないけど。






同じ母の立場で…とは、母歴40日ちょっと
なのでピンとはきません。



でも、同じ人間としては思う。



生きてるなら、子どもや家族の陰に
隠れないで自分の人生をきちんと生きようと。




成人するまで、
自信がなくて、諦めて、やらない選択ばかり
してきました。

私にはそれしか出来ないと思ってたから。




中学生の時に美術の先生が癌で亡くなり、
二十歳の時に最愛の祖父が亡くなっても


悲しかったけど、年齢を考えると
しょうがないと思ってた。





けれど、
24歳の時に元担当クラスの子だった
4歳の女の子が事故で亡くなったときに
「しょうがない」なんて思えなかった。



祖父が亡くなって涙が枯れるまで泣いたけど、
教え子の短い命に、
涙が出ない真っ暗闇な悲しみもあるんだと知った。





それからしばらくは、何も手につかなかった。



園の先生みんな、寝ても覚めてもその子のことを
思い出し、しばらく園全体が重い空気だった。





そんなことがあって、私はやっと
生きてる自覚が出てきた。



自信がないから引っ込んだり、
諦めたりしてたのは「生きてるから」
その選択が出来ていたことに気が付いた。




今までの人生が生きて選択したなら、

これからの人生は、


やるかやらないか迷ったら「やる」

自分が笑顔でいられることを「やる」

こうシンプルに決めた。


もう諦めたり、
自分では何も行動しなくて人を羨んだり、
不満を言ったりしない。




何を選択しても生きてる。




子どもを授かったけど、

私の命は子どもや家族に注ぐ気は無い。



私は私のやりたいことをする。




息子の貴重な0歳期と同じ、
私の貴重な35歳の今、
主人の貴重な65歳の今。



どれも私が笑顔でいるために大切にします。



そんな思いを抱きながら今日も生きています。




大森藍香