『米 新築住宅販売』

23：00JST　米国商務省発表

９月の新築住宅販売　

火曜日は「中古」が発表されました。「新築」が契約書へのサインの時点、「中古」が実際に所有権移転完了の時点でありますから、タイミングの早い「新築」の方が消費者の動向の指数としては先行性が高いとされます。

前回は前月比＋18.0％、季節調整済み年率50万4千件。

今回の事前予想は－6.8％、年率47万0千件。

前月比がマイナス転落のため年率換算件数も減少しそうな予想でしたが、結果は・・・

前月比＋0.2％　

季調済み年率；46万7千件　

あれれ？　「季節調整」のマジックか、前月比プラスなのに件数は減ってしまいました。

マーケットの反応です。

ドル／円

ユーロ／ドル　５分足

108円を挟んだ動きのドル／円。

ユーロは夜からは堅調ですが、値幅は小さいですね。

23：00JSTでは、件数低下でネガティブと見られたか「ドル売り」です。

ユーロ／円

豪ドル／円

ポンド／円　５分足

クロス円では、円安傾向の今晩ですが23：00JSTを境に円高へ動きました。

ドル建て金

東京金　５分足

ゴールドも動意薄いですね。

東京金は4280円の絡み。この4280円あたりって居心地のいい水準なのかなぁ？

23：00JSTの指標にドル建ては反応薄。

東京は円高の影響で押されています。

東京白金

東京ガソリン　５分足

白金もガソリンも動意薄の今晩。

23：00にはやはり円高の影響が。

休日前の金曜日、来週はＦＯＭＣというビックイベント。

今晩は様子見ムード・・・というか、ヤル気が薄いというか（苦笑　

ちなみに欧州株も小動きで、国によって前日比プラスだったりマイナスだったり。

ダウはそこそこ堅調。

米国債利回りにも大きな動きは無し。

22：00JSTすぎに「ＥＣＢのストレステストに２５行が不合格になるとの通信社報道」という一報があった割に、反応が少ない。

これが昨日までだったら、けっこう大きな反応が出たと思うんですよねぇ。

23：00JSTの新築住宅の反応が、このあと動意を生じるきっかけにならないでしょうか？

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