横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

伊勢佐木町で会いましょう

2014-12-20 | 横浜ラブ
伊勢佐木町(いせざきちょう)といって、『ゆず』を思い出す人は平成世代
『青江三奈』といったら昭和の人。


伊勢佐木町は、明治の開港ともに山手の元町商店街と並んで発展した横浜の古いショッピングストリートです。
明治時代
横浜には外国人の暮らすエリアと日本人の暮らすエリアをわける関所がありました。
それが現在のJR関内駅あたり。関内という地名はこの先が関所の中であることを示したものです。

その関所を挟んで海側に外国人居留地。馬車道商店街には外貨両替商の店舗が軒を連ねていたそうです。

反対の山側が港の労働者や横浜で一攫千金を狙ってやってきた商人等が暮らす下町。
この中心にあったのが伊勢佐木町です。
この商店街は1丁目から7丁目まであります。そうかくと、とんでもなく広い区域と思われるのですが、
伊勢佐木町という町名を冠しているエリアというのは東から西にのびる鰻の寝床のようなたてに細長い一区画です。

一番関内に近い1丁目と2丁目を伊勢佐木モールというメインストリート。
ゆずが路上ライブをした横浜松坂屋(現・カトレアプラザ)や
ペコちゃんの不二家のレストラン一号店もここにあります。(不二家開業店は、横浜元町)

こちらはさらに西に進んだ4丁目。
この辺りは横浜の浅草。というと雰囲気が伝わるかも。
きりっと鯔背なおじさまや、きびきび働く女将さんをよくみかけます。
老舗の料理屋などがあるのもこの辺り。

その一角に、伊勢佐木町ブルースの碑。



伊勢佐木町ブルースは昭和50年代のヒット曲で、青江三奈さんのハスキーボイスとともに
伊勢佐木町の名前を全国区に押し上げました。

ボタンを押すと、曲が流れるという仕組み。

私が写メしていたら、そばにいたおばちゃんがわざわざボタンを押して曲を聞かせてくれました。

この界隈は横浜でもディープゾーンに隣接しているため、夜はとってもグローバルな空気になります。
近年再生都市計画が進み、モダンな風情に変化しつつありますが、

やっぱりこの町はこんなやんちゃなメルセデスがよく似合う。


余談;
時々伊勢崎町と書かれたガイドブックがありますが,これ間違い!
伊勢佐木町と書きます。
この地区は幕末に道路建設の尽力をした三人の庄屋さん(伊勢屋中川次郎兵衛、川儀右衛門、佐々新五郎)の名前にちなんだというのが有力説だそうです。

youtube com ? 青江三奈 伊勢佐木町ブルース YouTube


ゆずYouTubeオフィシャルチャンネルはこちら。https://www.youtube.com/user/yuzuofficial

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