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<奈佐原文楽>をご存知?【栃木・人形浄瑠璃】

2017年08月19日 | 落語・演芸部
〇8/19(土)

二輪も四輪もクラッシュ中なので(^^;こんな日は文化的に過ごすべく
ちょうど小山で催されていた<奈佐原文楽>公演へ。


<「奈佐原文楽」とは?>
栃木県鹿沼市奈佐原集落の住民が200年に渡って受け継いできた、
栃木県に現存する唯一の人形浄瑠璃劇。
現在は鹿沼市内に専用の稽古場も持ち、市内および近郊から集う10数名の有志で運営されているそうな。

演目は「傾城阿波の鳴門」を。

おなじみの生き別れた親子の悲劇を描いた文楽らしい作品であるが、
<奈佐原>では義太夫は音源を流し人形遣いのみを演じる構成。
「地文楽」ともいうべき味があり、それでいて人形の仕立てや動きはさすが歴史の裏打ちを感じる骨太さ。実に面白い。
地方に残る文楽一座では淡路島に残る「淡路人形座」
などが著名であるが、
ご近所でもこんな素晴らしい伝統が脈々と受け継がれていたとは。。。
みなさんも機会があったらぜひご覧くださいませ。

先日の烏山<山あげ祭>に続く「栃木に残る「伝統芸」を再確認する」日となりました ^^

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