飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

国家非常事態対策委員会 2014 1023 ベンジャミン&竹原元市長

2014-11-01 10:04:38 | ベンジャミン・フルフォード

面白い顔合わせである!
竹原元市長は意気軒昂・・・
前よりも深みが増し、確信的になった!
実体験に基づく日本の官僚支配体質の暴露!
その法的陰謀は国家公務員法・・・?!

 

とは言え、そこまでは誰も考えもしなかっただろう。

憲法を超える法規、国家公務員法とは何か?

それについては、氏のブログ『住民至上主義  仕組まれた「自滅する日本」』を

精読されるのが、早い。

割愛する。

 

ベンジャミンさんと竹原さんは、初対面のようである。

 

合わせて、元兵庫県警飛松元刑事との対談が面白い。末尾に転載しておく。

何が怖いかと言って、警察組織程怖いものはない。

権力の執行機関である。

別な言い方をすれば、公認の国民に対する直接の「暴力機関」である。


 

 

【NET TV ニュース.報道】"国家非常事態対策委員会 2014 1023" 鹿児島県阿久根市元市長の竹原さんとベンジャミンフルフォードの対談

 

 

【転載開始】第1回 神戸女児殺害事件の捜査ミス

<仕事をする警察官がいるから、裏金がつくれる>

 飛松 僕は好かれてはいませんが、仕事は全国一だった。仕事をする警察官がいてこそ、警察は裏金がつくれる。犯人逮捕で実績を上げな、捜査協力費や捜査報奨費という裏金をつくる原資がこない。この警察の裏金なんか、警察には「全体の奉仕者」がホンマ欠如しているんです。

 竹原 「全体の奉仕者」という言葉が空々しい、白々しいんです。

 飛松 「住民に奉仕することが無うなっとる」。これを力説したい。『歪曲捜査』に書いたこ とはごく一部、歪曲は普通にある。すべて兵庫県警の監察に資料あること。裏も実名でとってある。関係者や家族があるから、それを薄めて柔らかく表現した。 警察の使命は地域住民を守ることだし、警察は犯人を捕まえてナンボや。

<神戸女児殺害事件の初動ミス>

兵庫県警元警部補 飛松 五男 氏 

飛松  今の神戸女児死体遺棄事件で、君野康弘容疑者を殺人で再逮捕・送検までこぎつけたが、これなんか初動捜査のミスや。事件は、9月11日に生田美玲ちゃんが おらんようになった。僕は次の日に現場に行っていろいろ聞いた。美玲ちゃんといつも一緒におった3人組がおって、そのうちの2人に聞いた。「おっちゃん おっちゃん」と言って、人なつこいんですよ。いっしょに遊びながら取材したんですけどね、とにかく、警察が「捜索した」という時に、遺体の発見現場を一切 捜索していません。300人体制で捜索したというのは嘘、裏金のための嘘なんです。

 竹原 えー!市民の不幸を利用して泥棒するのが警察の仕事?

 飛松 捜査費を裏金するためのパフォーマンス。僕が言うても言わんでも、現実的に捜査を間 違えているんやから。現場周辺をちゃんと捜索をしていない。発見された場所、あそこは廃屋があって、その上の山ですよ、一番最初に捜索せなアカン。あそこ は昔家があって、そのまま、震災後のここ10年くらいで林になったんです。廃屋みたいになって、家が空き家のところなんか行っていないです。2人だけ、棒 を持ってつっついただけ。それ以上一切していない。それが現実なんです。そこの南に川があるんです。最後にランドセルを置いたところをまっすぐ10メート ルくらい降りたら川。警察官はその川に1回も降りていない。「川を捜索した」というテレビに映っとったのは別のところ、大丸公園。最後の目撃情報とされた 公園ですけど、この情報は危ういです。警察はその下の新湊川にマスコミを集めて2、30人で川さらえパフォーマンスをしたんです。

 竹原 それで300人分の捜査費請求をする。

 飛松 最初から人員を上げられんから、160人体制、そして250人体制と、徐々に上げていくから、知能犯なんですよ。

 竹原 警察が知能犯、犯罪組織。

 飛松 そして悪いのはマスコミ。マスコミは警察が捜索をやっていないのを見て、知っているんです。僕はテレビ番組のレポーターに怒りましたよ。「お前、嘘つくな。警察が来ていないのを見ているやろが。ここに来ていませんと言え。嘘つくな」と、いろんな局に抗議していますよ。

 竹原 マスコミが警察の犯罪に肩入れする。そういう気持ちが自然に起こるんですか?

 飛松 肩入れしていないと情報が取れんじゃないですか。すべてとは言いたくないけど、情報番組や報道番組は警察の発表によってつくられとる。マスコミが自ら取材して事実認定をせないかんのに、それさえせえへん。事件の真相は背景を見なアカン。

前阿久根市長の竹原信一氏 

竹原 記者の能力が低いので、それができないのではないですか?

 飛松 記者クラブ制度があるから、役所発表が一番重要になっとる。だから、今一番有能な記者は雑誌記者やと思う。どこ行っても、よく情報を知っているし、よく現場に行っとる。本当にマブな情報が多い。地方紙の若い記者は聞くのが仕事なのに、聞き込み、地取りをしない。

 竹原 クラブ記者たちは予定記事をつくってから、かたちのためだけに現場に来るでしょう。ほとんどヌケガラですよね。

<捜査指揮がなっとらん>

 飛松 神戸の事件では、地方紙から現場直近の協力者宅へ電話がか かってきた。その人が僕の協力者だったから、そこにおったんです。あんまりしつこいので、電話を取った。「おい、どこにおるんや」と聞くと、「局です」。 遺体が発見された直後にですよ。「お前なめとんのか、こら。電話ですることとちゃうやろ」と言ったら、「聞いた方が早いと思って」。「聞いた方が早いとい うたかて、ここの家、発見現場と違うから見えへんやろが。晩やから、なんぼ赤外線のコンタクト入れていたって見えへんやろが」と言うてやった。そしたら、 「え、赤外線のコンタクトってあるんですか」と言いよった。「バカか」。肝心なことはピントが外れている。
 僕は現場に行ったその日に、「最悪の状態になっている。山かどこかに遺体をほかしている、犯行は近くの者や」と、そこまで断言した。ところがテレビは一切、僕のコメントは出さない。出さないどころか、警察によいしょして言った人の方がテレビに出まくってました。
 僕はこの4、5年、全国の未解決事件を回っているんですよ。未解決になった原因は、当時の警察の捜査もそうだけど、警察OBのコメントによって捜査が歪曲されて検挙に至っていない。

 竹原 コメントによって捜査が歪曲される?

 飛松 そうです。それは、警察官も自信がないんです。僕の言葉に対してもすぐに乗ってしまう、これが警察組織の現実なんです。この事件の場合、遺体を発見した警察官、この人が素晴らしいです。この人がおらんかったらいまだに何も発見していないですよ。

 竹原 全体として、集団でノロノロ動いているだけですか?

 飛松 個人の捜査能力はあるんです。優れた警察官もおるんです。いわゆる組織の捜査能力、 指揮官がアホやから、そういう違う方向にいく。君野容疑者を死体遺棄で逮捕してからの家宅捜査でもミスしとる。排水溝、下水口から捜査するのが常道や。家 の中で遺体の処理したら台所でやっても浴室でやっても、その痕跡が排水に流れる。本来、下から捜査せなアカン。まず下水で痕跡を発見しておいて、「どうな んや」と迫って供述を得てから、家の中のそこを捜査して発見する。そうすれば、犯人しか知らない秘密の暴露になる。発表では、黙秘しとる状態(注)やか ら、凶器や血液反応を発見しても秘密の暴露にならん。兵庫県警では自供させるのは無理やろ、君野容疑者は自供したいのにね。

(つづく)
【山本 弘之】


第2回 警察の基本活動

<初動ミスは、生活安全部>

 飛松 神戸女児事件で、言うとかないかんもう1つは、この事件 の、最初の捜査ミスをしたのが、僕が言うアンポンタン、生活安全です。僕は最初、生安(生活安全)部長が誰か知らんかった。ところが、記者会見したとき、 僕と一緒に仕事していたアンポンタンの黒河内豊が生安部長だった。黒河内は、生安部長になっているけど、普通の家出人と、特異家出人、今は特異行方不明者 ですが、そういう違いは知らんから。ましてや家出人の受け付けなんかしたことない奴がテレビでコメント言うんだから、出すテレビ局もテレビ局や。こいつ だったら絶対にアカンと思った。僕は一緒に仕事をしたから、わかってます。

 竹原 まったく仕事ができない?

 飛松 仕事ができないどころか、スピード取締で、警部なのに何もできないから、停止係させた。違反車両を停止させるけど、後続車両が追突する事故を起こさすんだから。

 竹原 どうにもならないですね。

対談する(左から)竹原信一、飛松五男の両氏 

飛松  そんなんが上司なんです。この人は総務部長になる、ノンキャリアのトップになるんです。僕が神戸西警察署の交通課におったとき、当時、神戸西で不祥事が多 くて、そのためにこいつが警務課から警部になり交通課長で来た。秋の交通安全運動で、神社に交通安全祈願するじゃないですか、その時に、白バイの制服隊員 に酒を飲ませたんです。お神酒やからと。僕は「なめとんかい」と怒った。白バイ隊員にはこう言った。「アカン、飲んどる飲んでない関係ない、ここに入った のは、飲んだ可能性があるから、絶対運転するな」と。職場に帰ってもごっつう怒った。「お前らな、仕事中に、ましてや交通警察官やろ、そんなところに行く な、お神酒を飲まなアカンやろ」。そのアンポンタン課長、黒河内は「許容範囲や」と言うた。「慣習だから許容範囲だ」と。そいつが今、警務課や監察監を経 て、生安部長、それまでもいろいろなことがあったけど、仕事をしないし、知らないんだから、交通違反1件も捕まえたことないし、盗人なんか1人も捕まえた ことはない。

 竹原 惨憺たる状態ですね。

<警察が基本活動すれば、犯罪は早期に検挙できる>

 飛松 神奈川のストーカー殺人事件があったじゃないですか。東 京、千葉、長崎のストーカー被害なんか、兵庫よりもまだひどい。そんなことを含めて、やっぱり警察内部で、署員旅行だから被害届を受けへんとか、そういう ことが当たり前になっとる。僕は秋田の豪憲君殺人事件を8年も取材に行っているけど、警察の捜査というのがおかしくなっとる。豪憲君は、殺されんでもよ かった。というのは、2006年4月10日に、畠山鈴香の娘の彩香ちゃんが死体で発見された後、警察が基本活動をしていれば、5月18日の豪憲君の事件は 起こらなかった。ちゃんとした警察の基本活動というのは警ら、立番、巡回連絡があるんですよ。この3つの基本的活動をしていたら、犯罪は起きない。起きて も早期に検挙できる。

 竹原 具体的にはどういうことですか。

 飛松 もちろん犯罪が起きたら、犯人にちゃんとした処罰を受けさせなあかん、これは法治国 家たる日本やから、するんです。でも、本来は、地域住民を守るのが警察の仕事やないですか。事件には、必ず予兆があるんです。起こるべくして起こったん じゃなしに、警察官が何らかの方法をやらなかったから、事件が起きた。事件が起きること自体が、警察の不祥事です。そういう覚悟でいなければ、警察官の職 務はできない、警察官と呼ばれるんやったら、事件を発生させない、発生したら即検挙や。神戸の女児殺害事件でも、警察が巡回連絡をしとったら、家族のこと を巡回連絡でつかんで、不審者である君野容疑者のことを把握し、処置していたら、こういう事件は起きない。美玲ちゃんも殺されていない。事件が起きてもす ぐ対処できた。そのうえ、捜査の初動ミスが重なり、遺体の発見が遅れた。遺族にはホンマ気の毒やけど遺体が傷んでおりますから、死因などがわからない。初 期に発見したら――本当に初期やったら、まだ生きとった可能性もあるんですよ――傷が残っているし、どんな刃物でやったときっちり言えるんですよ。それが できない。早く発見することによって、事件の捜査を省力化できる。余計な捜査をせんでいい。捜査経済からいうと、捜査するには金がいるんだから、逆に、そ の金をぽっこないないしている。裏金として。泥棒やないか。

 竹原 多分、警察の目的というのが自分たちの金です。基本的なことができていないんですか?

<警察官は嫌われてナンボや>

 飛松 市長のところに阿久根の警察署から、市長の業務以外で誰か来ましたか。竹原さん、家族どんなで、子どもさん何人ですかと、いつ来ましたか?

 竹原 1回来ました。たぶん5年前。

 飛松 あれは半年にいっぺんやる。5年間やったら、10回来てないかん。そういう頻度で来てます?

 竹原 それはないな。1回だけですね。

 飛松 それは、行ったように巡回連絡簿を偽造しておるんです。行かなかったら、幹部が行くように指示するから。竹原さんのところは市長だからおらん。そしたら、計画して行かなアカン。そういうようになっている。独居者なんかで、おらんかったら、ちゃんと計画して行かないかん。

 竹原 そうなんですか。全然守られていないですね。

 飛松 そういう規定なんです。そういう基本がされていない。神戸の事件もそうだけど、広島 の災害でも、巡回連絡の内容は個人情報やから出したらいかんのだけど、非常時だから、災害の場合は適用してもいいと思うんです。警察が巡回連絡を実施した 場合は、どこの家に飛松五男と娘と誰がおると全部情報が把握されとるんやから、半年変わっていないから、全部帳簿を出したら、ここに何人おるとわかるやな いですか、その資料によって捜索したら、72時間以内に生きておった者が何人かおるかもしれない。

 竹原 現場は巡回連絡をやっていない。幹部も報告は嘘だと知っているわけですね。

 飛松 ええ、そうです、組織的に巡回連絡についてはね。だから、僕が声を大にして言いたい のは、基本活動、とくに巡回連絡をせい。巡回連絡で家に行っていたら、変わったことがわかるじゃないですか。この事件でもそう。いろんな事件がある。それ なんかも巡回連絡に行っとったら、必ず家族から聞けている。

 竹原 警察官は市民に関わりあいたくないんじゃないですか?

 飛松 警察官が関わらなかったら、誰が関わるんですか。警察官は、いわゆる、いい警察官で 好かれようと思うている。なんで好かれるんですか。警察官は人の幸せを奪うんですよ、嫌われてナンボじゃないですか。捜査して感謝してくれる人はごくわず か、周りの人はみんな迷惑です、好かれることはありえへん。刑事は岡っ引きに徹したらいい。捕まえてナンボですよ。全国の警察のキャリアは、ごく1部を除 いて、盗っ人を1人も捕まえたことがないのがおる。警察は、悪者を捕まえるのに徹しないといけない。

(つづく)
【山本 弘之】


第3回 国松元長官と歪曲捜査

<国松元警察庁長官と歪曲捜査>

 竹原 『歪曲捜査』には、国松(孝次元警察庁)長官が出ていますが、警察のトップが腐敗していますね。

 飛松 読めばわかるように、国松長官は兵庫県警本部長をやったんだが、たつの誘拐事件のと き、警察が「事件に強い警察」を演出するために、国松が当時本部長、岡田薫刑事部長(後に県警本部長)が、公務員でいう「全体の奉仕者」ではなしに、ただ 自分たちの名誉のために事件を歪曲した。自分らが組織捜査によって捕まえたと発表した。それで、自分らは功労を受けとるんやから。岡田はあっちこっちで警 察幹部を集めて自分が組織捜査で解決したと吹聴している。

 竹原 飛松さんがひとりで、暴力団事務所に乗り込んで刀を突きつけられながら、犯人を捕まえ、赤ちゃんを救出したのをヌケヌケと自分の手柄にした。

 飛松 いろんな事件をやったが、真っ直ぐなことを言うたら干される。僕自身も運転免許課の 講習係に左遷させられた。国松長官襲撃事件は、ものすごく捜査費と言う名のもとの国費の無駄遣いです。あの人は官舎におったら事件はなかったし、事件自体 も歪曲して、オウム信者の元警視庁巡査部長を犯人に仕立て上げたが、実際は違った。

<愛人を持つ警察幹部>

警察庁 

竹原 愛人のマンションだったんですか?

 飛松 2軒あって、愛人宅とか妾宅とか報道などで言われても本人が否定しませんから、愛人 がおったんでしょう。億ションというのは、普通の官僚ではあれだけの金は貯められない。みんなが言っているように裏金で買ったんではないかな。国民の税金 なんです。私は確認していませんから言えませんが。

 竹原 あの犯人、実際は?

 飛松 刑務所に入っているあの人です。その可能性が高い。真っ黒に近い。警視庁刑事部は間 違いないと言うとる。警視庁公安部がオウム信者の元巡査部長を犯人と仕立てあげていた。この男をいずれにしろ、あのマンションが通勤に適していないのは事 実で、警察庁に便利が悪いですから。普通は、便利が良いから、官舎でなしにそこに住むというのはありますよ。阿久根市長だって、竹原市長(当時)の自宅は 遠いじゃないですか、だから市役所の近くにアパートかなんか持っても、ありじゃないですか。

 竹原 私は市長室に寝袋を持っていきましたよ。

<愛人をマンション、本妻は劣悪なアパート>

 飛松 そこまではせんでもいいけど、そのくらいの覚悟がある人 と、国松長官と、まったく違うんです。今、国松長官だけ名前を出したけど、警察官は署長をやったら、もちろん愛人がいますよ。署長なんかでも、私が知って いる人で2、3人、愛人のいない人がいます。しかし、大部分は愛人がおります。

 竹原 愛人を税金で養っている?

 飛松 愛人をマンションに住ませて、本妻は劣悪なアパート。それが、僕らにしたら許せんのです。

 竹原 それが普通なんですか? 奥さんは黙っているんですか?

 飛松 奥さんは黙っている。僕のところには、警察官の離婚とか相続とかの相談がいっぱい来 ます。年間500件くらい相談が来る。90数%が役所への不満。役所がちゃんとしよったら僕のところへ来ないです。そして、警察官に対するもの。警察官か ら受けた被害であったり、暴行、傷害、恐喝、窃盗。

 竹原 警察官から受けた?

 飛松 警察官から受けたものです。それを僕が話を逐一出していたら、当然、警察はつぶれるでしょうね。

 竹原 国松長官のを出したんだから、ほかも出していいじゃないですか。警察がつぶれるくらいの話だったら、公表した方がいいんじゃないですか。

 飛松 1人ひとりの警察官は、いい奴はいるんです。どういうように自分を律しようか暗中模索です。そのような相談は、僕が警察におるときからだったんです。

(つづく)
【山本 弘之】【転載終了】


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