遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

中国と北朝鮮が相次いで日本侵略

2017-07-04 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 2日、都議選が行われてる最中、隙をねらい、自衛隊の即応態勢を試すかの様に、中国の軍艦が津軽海峡の領海に侵入しました。都議会自民党の大敗を予測していたわけではないとは思いますが、これで3回目の中国の軍艦による領海侵入となります。
 徐々に頻度をあげ、やがて日常化させて日本国民の感覚を麻痺させ、制海圏を拡大・定着さようとしているのですね。
 安保関連法案に反対し、自国の防衛力を削ぐ野党の存在。北朝鮮の核とミサイル開発進展の脅威に無反応で、国内政局に血道をあげる野党や偏向メディアが元気な平和ボケの日本。
 中国の、日本侵略の戦略は、武力を使わないで侵略する「三戦」戦略と、武力による侵略との両輪で、着々と進められています。
 我々日本国民は、ゆでがえるにさせられないよう、平和ボケから目を覚まさねばなりません。
 

中国艦の領海侵入 安全保障に空白許されぬ (7/4 産経 【主張】)

 
国内政治が大きな波浪に見舞われていようとも、国の安全保障に空白や停滞を生じさせることは許されない。
 2日午前から昼過ぎにかけて、
中国海軍の情報収集艦が津軽海峡の領海に侵入した。名称にかかわらず、武装しているれっきとした軍艦
だ。
 東京都議選の当日のた可能性もある。政府が外交ルートで中国側に懸念を伝えたのは当然だが、それで十分か。

 こうした場合、
自衛隊が海の治安維持に当たる措置をとれるよう、海上警備行動を発令することを積極的に検討すべき
だ。

 日本は国際法上、
津軽海峡をすべて領海にすることもできるが、領海幅を狭く設定したうえで、海峡の中央部を「国際海峡」として開放
している。
 にもかかわらず、
中国の軍艦は近道をする進路をとって領海に侵入
し、太平洋へ抜けていった。
 
隣家に土足で上がり込むような行動である。日本へのあからさまな嫌がらせ、示威行動である。とても無害通航とは思われない


 中国海軍による領海侵入は、
これが3回目
となる。
 平成16年11月には、原子力潜水艦が沖縄県石垣島周辺の領海を潜没航行した。海上警備行動が発令され海上自衛隊が追跡した。
 昨年6月には、日米印の演習に参加中のインド海軍艦船を追尾していた中国の情報収集艦が、鹿児島県口永良部島周辺で領海侵入することがあった。
 いずれも
悪質で非友好的な事態
であり、中国はこうした行動をやめるべきだ。

 
北朝鮮情勢の緊張も続いている
。朝鮮労働党の機関紙は、ミサイルを担当する「戦略軍」を核武装力と位置付け、「地球上のどこでも思い通りに攻撃」できると露骨な威嚇を行った。
 トランプ米大統領は、安倍晋三首相や中国の習近平国家主席と電話で協議し、朝鮮半島の非核化を話し合った。
 7日から始まる20カ国・地域(G20)首脳会議では、北朝鮮が重要課題となるからだ。

 首相をはじめ政府・自民党の幹部らは都議選惨敗の衝撃から抜け出せていないかもしれない。
 しかし、国の守りや外交は、国内の情勢が落ち着くことを待っていては全うできない。緊張感を失わずに対応してほしい。


 領海を無害通航することは「無害通航権」で認められていますが、中国の軍艦の3回の領海侵入は、いずれも悪質な領海侵入と言えるものです。
 中国や北朝鮮、韓国に対し、口先だけの通り一遍の抗議しかしない、内弁慶で対抗国からの点数稼ぎで事の先送りをし、そこへつけまれて、時間の経過とともに気づけば大きな侵略を招いてしまう穴をあけている岸田外交。桜井氏が、その危険性に警鐘を鳴らしておられます。ポスト安倍に岸田の声が散見されますがとんでもない話です。
 
櫻井よしこ 美しき勁き国へ 外務省はまたもや祖国を貶めるのか 事実に反する小さな妥協が致命的な“蟻の一穴”に:イザ!

 4日午前の北朝鮮の、自称ICBM発射は、明らかに日本の都議選結果を政局に結び付ける野党(民進党は自分も1/3に減ったので他党云々を言う場合ではないし、共産党も微増で、騒いでいる野党の支持が暴騰したのではなく、第二自民党の都民ファーストが急騰したのに、民進党、共産党や偏向メディアが国政の政局に結び付けて騒いでいるというおかしな現象ですが。。)が巻き起こしている政局騒動を、嘲笑う行動ですね。
 韓国が、北朝鮮の脅威に耳目を塞ぎ、政権交代をして国内の政治も経済も混乱させ、亡国の坂道を転げ落ちつつありますが、日本も他人事と言っていられない状況です。
 トランプ大統領に、「韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じ難い。」と、韓国と同列に平和ボケを指摘、苦言を呟かれてまっています。
 
「日本が我慢し続けるとは信じ難い」北朝鮮がミサイル発射、周辺国の対応にトランプ氏が苦言

 北朝鮮への抑止力を、中国に負わせたトランプ政権。そのかわり、対中制裁を延期し、キッシンジャーに感化されたクシュナー派のパンダハガー化もあり中国に主導権を奪われかけていたのですが、中国の動きの鈍さから、再び対中攻勢を強め、北との交易をしている中国企業に対する制裁実施を打ち出したことは、ご存知の方が多い話です。
 しかし、現場では依然馬耳東風というか、まだなんの変化もなく、北との交易は行われているとの報道があります。
 
嵐の前の静けさ?米の対北制裁「聞いていない。業務は通常通り」 発動対象の中国・丹東銀行の行員 - 産経ニュース

 安倍首相とトランプ大統領は、3日、対北圧力強化の緊密連携推進を確認したばかりだったのですが、より連携強化がすすめられねばなりませんね。
 
日米首脳が電話会談 北朝鮮への圧力強化、日米間の緊密連携を確認 - 産経ニュース

 産経・主張が、「国の守りや外交は、国内の情勢が落ち着くことを待っていては全うできない。緊張感を失わずに対応してほしい。」と結んでいます。
 民進党や共産党が、中国や北朝鮮・韓国の傀儡勢力ではなく、日本国と日本国民を護ることを目指しているのなら、自党の政局最優先ではなく、日本を取り巻く環境の変化にも、眼を配ってほしいものです。
 繰り返しますが、都議会自民党の大敗の受け皿は、1/3に議席を減らした民進党であるはずはなく、微増の共産党でもなく、小池知事だということを、既存の野党や偏向メディアは自覚し、我が意を得たかの錯覚プロパガンダは慎むべきです。
 日本を侵略しようと伺っている諸国の存在に、眼を配ることを欠かしては、国を滅ぼします。



 # 冒頭の画像は、北朝鮮の自称ICBMの「火星14」発射実験




  この花の名前は、シャクチリソバ


↓よろしかったら、お願いします。



写真素材のピクスタ


Fotolia


中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!!
日本が中国の「自治区」になる
暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都議選 小池知事派圧勝考 | トップ | 7月4日(火)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

北朝鮮 全般」カテゴリの最新記事