慈悲行


行き倒れた老人の為に、自らの命を差し出した動物がいる。

サル　「木の実取ってきたよ。食べて」

老人　「おお、ありがとう。なんて優しいんだ。」

キツネ　「魚捕まえたよ。食べて」

老人　「おお、ありがとう。なんて優しいんだ。」

ウサギ　「・・・。ぼ、ぼくは木に登れないし、

　　　　草食動物だから獲物も捕まえられない。

　　　　でも・・、ぼくを焼いたら食べられるよ」

老人　「木の実と魚を食ったんだ。もう食えねえ」

ウサギ(燃えながら)　「先に言え～！」

老人　「燻製なら日持ちしたのにな。」

こうして、ウサギが燃えた時の煙は

怒りの炎と相まって天まで上り、

月に染みついたのでした。



・・・。

あかん！　バチが当たる・・

前言撤回します。すみませんでしたー！



えー、これは仏典から派生したお話ですが、

本来はウサギがお釈迦様の前世の姿で、

老人は帝釈天様の仮の姿だそうです。

帝釈天様はウサギの慈悲行をたたえ、

月にウサギの姿を刻んだとの事。

茶化してしまい、申し訳ございません。

どうかバチを与えないで下さい・・・



ところで、

ちっちゃな小動物を飼った事ある人あるあるを。

　　食べたくなった事がある。

いや～、あまりに可愛いすぎて、

食べちゃいたくなるんですよ！

背中にチュウとかしたら、サイズが丁度すぎて、

口に入れたくなっちゃう・・・

・・・はい。　小動物に嫌われるタイプです。

こちらは愛情表情のつもりでも、

小動物にとったら大迷惑ですね。

それでは、小動物の反撃の動画をどうぞ。

↓
https://www.youtube.com/watch?v=4LeqqDnufxA


だいたい抵抗されるけど、

逆に自分から入ってくるとパニックです。

考えたな、インコ！



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