かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

鹿島神宮 参拝させていただきました(茨城県鹿嶋市)

2016年12月04日 | ぶらっと散策


鹿島神宮は、延喜式内社で、常陸国一宮という歴史と格式のある神社です。
延喜式内社とは、927年にまとめられた延喜式神名帳に記載された神社をいいます。
(個人的にまとめた延喜式内 相模国十三社の一覧はこちらでご覧いただけます)

全国にある鹿島神社の総本社でもあります。

大鳥居

前のみかげ石の鳥居は、東日本大震災で倒壊してしまい、境内の杉の巨木で昨年再建したそうです。

大鳥居脇の立派な社号標


社号標後ろの大古木


大鳥居から延びる参道


境内の案内図


参道の先に楼門と手水舎が見えます。


手水舎


楼門

日本三大楼門の一つで、国の重要文化財に指定されています。
寛永11年(1634)に、水戸藩初代藩主の徳川頼房公が奉納したそうです。

楼門の扁額


楼門正面右側の随神像

楼門正面左側の随神像

楼門裏の右側にあるもの

楼門裏の右側にあるもの


楼門をくぐった先の境内


赤く色づいた木の奥に社殿があります。


拝殿


本殿

御祭神は、武甕槌大神です。

社殿は、本殿、石の間、幣殿、拝殿の4棟からなります。

1619年に2代将軍の徳川秀忠公が寄進したもので、国の重要文化財に指定されています。
本殿背後の巨木は御神木です。

社殿脇の宝庫


社殿に向かい合うように仮殿があります。

1619年に2代将軍の徳川秀忠公が寄進した本殿を造営するために、
神様をこの仮殿に遷すために、秀忠公が奉納しましたものだそうです。

仮殿前から楼門方面を望みます。

楼門脇の巨木は、境内で2番目に大きな杉で二郎杉といわれるそうです。
推定樹齢700年超とのこと。

社殿脇の紅葉

別の角度から


仮殿から先にさらに奥参道が伸びています。

巨木に囲まれた道です。
鹿島神宮の樹叢は、茨城県の天然記念物に指定されています。

奥参道を進むと、左手に鹿園があります。

鹿園の脇にあるさざれ石


奥参道に戻ってさらに奥に進みます。


突き当りの右手に、奥宮があります。

奥宮

徳川家康公により奉納されたそうです。

奥宮の装飾


奥宮の背後の御神木

真下から見上げてみました。


奥宮のわきの道を進んでいくと、要石があります。

要石

要石は、地中深くまで埋まっており地震を起こすナマズを押さえているといわれています。
徳川光圀公が7日かけて掘らせても掘りきれなかったという記録も残っているそうです。


境内社をいくつか紹介します。
坂戸神社、沼尾神社の遥拝所に続く鳥居

(正面奥が坂戸神社、沼尾神社の遥拝所)

坂戸神社、沼尾神社の遥拝所脇の熊野社


坂戸神社、沼尾神社の遥拝所脇の須賀社


坂戸神社、沼尾神社の遥拝所脇の祝詞社


坂戸神社、沼尾神社の遥拝所脇の津東西社


仮殿前の高房社


奥参道の熱田社


帰りに、宝物館で国宝の日本最古最大の直刀(金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃)を見ました。
写真はありません。


鹿島神宮には一之鳥居が2つあるそうです。
一つは神社の東の海にあるそうですが、今回は時間の関係で訪問できませんでした。
もう一つは神社の西の北浦の大船津にあります。
水上鳥居です。

西の一之鳥居

対岸から見た一之鳥居


しばらくすると雲が夕日に染まりました。


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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
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