遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ホエイ『珈琲法要』

2018-02-01 12:29:45 | 演劇を見てきた

2018/1/30

北方警備のために斜里地方に派遣された津軽藩の兵士二人が、厳しい環境を嘆いたり、呪ったりする話。

いきなり波に乗り損ねてウトウトしてしまう。

やけに饒舌な津軽弁の会話が心地よすぎることや、序盤の割とのどかな雰囲気、津軽弁の意味のとりにくさなど、色々理屈を考えてみたけど、一番の原因は自身の寝不足。

一方が体を壊したシーンあたりからは問題なかったけど、序盤がうろ覚えなので、後ろめたい気持ちを抱えながら中盤以降見守る。

アイヌの女が奇声をあげるいくつかのシーン。

何の説明もない(たぶん)うえに、大した脈絡も無いのに、不穏な気持ちにさせられる。

何を目標にしてどうやって練習したら、ああいう風になるんだろう。唸り声だけで紅天女を表現した北島マヤみたい。

アイヌも住まないような厳寒の地に住もうとする和人の様子。

末端兵士の身近な会話から日本人論や文明論に繋がるようなスケールの大きなテーマが見えてくる構成なんだと思うけど、なにぶん、序盤がうろ覚えなので何とも言えない。

見終わった後、軽く落ち込む。

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