どうもです

今日は父の話を書こうと思う。

僕は、おととい実家にいて、生まれて初めて父が作ってくれた夕食を食べたんだ。

一泊二日で母が地元の婦人会の旅行に行ったので、
ふだんは母にまかせっきりの食事の準備を、
父がやることになったというわけ。
メニューはカレーだった。
父が台所で、ぎこちなく動き回るのを初めて見たよ。

ご飯は母が炊飯器の中に米を用意してくれていたから、
父は米をといで、スイッチを入れて、しばらく待っていたら出来上がったグッド!

夕方、父は急に買い物へ行ってくると言って出かけて、
どうやらその時にラッキョウと、福神漬と、カマボコと、あさりの佃煮を買ってきたみたい。
それを器に入れてテーブルに並べてくれた。

カレーはレトルトカレーだった。
二袋あるのに、食べきれないからと言って、一袋しか作らなかった。
父は袋を電子レンジではなく沸騰させたお湯に入れて、
3分くらいたったらそれをテーブルに持ってきた。

普通電子レンジに「入れるだろー?、って思ったけど、父には何も言わなかった。

父はカレーの袋を僕に渡す時、
「好きなだけかけなさい」
と言った。
ちょうど半分になるように、おじさんニートは慎重にカレーをご飯の上にかけたさ。

食べ終わると、
「ご飯はおいしかったか?」
と聞いてきたので、
「おいしかったよ。ごちそう様でした」
と言ったら、少し嬉しそうな顔をしてた(^-^)

今年で父は76才になる。

料理っていうほど、大したことはしてないけど、
ふだんは台所に立たない父が作ったカレーは、味以上においしかった気がする。

実は子供のころからずっと、僕は父と心を通わせてこなかった。
最近になってようやく、父の偉大さがわかってきたような気がする。

そうそう、あとで女性3人に聞いてみたら、
3人ともレトルトカレーは、電子レンジではなくお湯に入れるらしい。
お湯の方が美味しいかららしいんだけど、意外だったな。
僕は、いつも電子レンジだから。
ひとつ勉強になったの巻!

あ、料理の写真は今回かんべんしてね♩

じゃまた!


↓プチっ押していただけると嬉しいです!

人気ブログランキングへ