森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

カラスの補習授業  松原始著

2016年08月06日 | 書籍紹介
今日日 小学校にも補習授業があるそうです。  夏休みというのに、、。

で、カラスにも 補習授業 というのは この作者が以前に「カラスの教科書」を書かれていて その続編です。

教科書もかなりページ数があったのですが さらにそれを上回って 400ページ!
まあ カラスのことばっかり うんだらかんだら よお書いたもんじゃ

松原さん ますますオタクにも磨きがかかって カラスのタイプ別の説明に装甲車(戦車)をひきあいにだすのは やめて 
戦車のことをタンクと何故いうのかは参考になったけど  カラスの話とどう関係があるのだ?

しかし身近なカラス  ハシブトとハシボソの違い  習性とか食べ物とかについては よく調べてあって
なるほど と感激。 今までカラスを見ても ハシボソか ハシブトか ミヤマガラスが今年も来たなあ ぐらいしか思わなかったけど
今度からは よく観察しようと思ったのです。

特に ハシボソはよく歩き ハシブトはあまり歩かないという話は大変面白かった。 この二種の関係も。  でもBLはありえんから、、

植木ななせさんの挿絵もとても楽しいです。作者もリアルなスケッチを掲載しているのですが これもいいです。

さてカラスは賢いのか? いろんなケースを比較して まあ賢い? 読んでのお楽しみ みたいな。 
松原さんも 日高敏隆氏と同じこと書かれてます。 人はイリュージョンなしには 他の生き物を見ることができない。 だから面白いのかな。

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