森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

早生樹(センダン)見学

2017年12月13日 | 林業
早生樹というのは 木を早く大きく育てて その人の代で元を取ろうという林業。 昔は祖父が植えた木を孫の代で切るのが普通だった。
で、早く大きく育って かつ 材として使えるもの、、で センダンなんだそうです。
センダンは ふもとの川の側と思っていたのですが 連れていかれたのは 耶馬渓の奥 標高700mぐらいだそうで

雪はあるし あとから降ってくるし すげー寒かった。

シカ害対策で 苗木を ハイトシェルターで1本づつ覆っています。 枝だけが出てるのがセンダン 葉っぱが出ているのはスギです。

このように周りのスギは積雪で倒れているようです。 こげな寒いところにねえ、、。
センダンが育つには標高が高すぎて(寒くて)難しいと思われていたのですが 思いのほか育っているそうです。
どうも ハイドシェルターが温室効果を出したらしいのです。

これが センダンを材にしたところ。  私的には 荒いなあと思ったけど ヒノキの代わりになるし ずっと安いとのこと。
間伐せないかん林がたくさんあって 間伐してもお金にならないので 跡地に苗を植えない というような現状で
せんだん植えたら 何とかなるよ みたいにしたい なかなかに難しいようです。

あとジビエの工房も見せてもらいました。

中に入ると

獲物を乗せて お湯かけて 毛をそぐところ お湯が下に流れるようにして 肉が煮えないようにします。

つるして 解体するフック。
美味しいお肉になるには やはりこういう工程があるのは当然でして、感心した次第であります。
この工房の裏には イヌが2頭おりまして 1匹はやせていかにも猟犬でしたが 
もう一匹はふくふくとしてすぐ触らせてくれて あんたダメじゃんと思ったのですが なんか身につまされました。  ここんとこ飲み会多くてデブ化してるのよ。

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