日誌20171119 | Swallowtail Beverage Unit Diary

Swallowtail Beverage Unit Diary

スワロウテイル ビバレージユニット所属執事たちが綴る日誌でございます。


一足早く2017のボジョレーヌーボーをいただきましたので、その興奮覚めやまぬうちに筆をとります。



まず結論から申し上げるならば、「素晴らしい!」の一言でしょう。




ワインを扱う人間がボジョレーヌーボーに送る賛辞ほど信じられないものもないかもしれませんが本当に素晴らしい出来でした。




私がワインに携わるようになって既にそれなりの時も流れ、グレートヴィンテージと呼ばれる年もいくつか経験しました。

直近で2015、そして2010。次いで2009辺りでございましょうか。

しかし今回の2017にはそれを越える可能性を感じました。

正確に申し上げるならば。今まで感じたことのない確信に近い手応えさえありました。


上記のヴィンテージをみてみても、2009は果実味に寄りすぎていて酸が足りず長熟にはむかず、2015も09に比べればバランスは良いのですがやはりやや果実味によった傾向をかんじます。


2010は理想的な年ではありましたが案外柔らかいワインが多い印象がございます。
そのサイズ、バランスを越えてきそうな可能性を見せたのが今年の2017でした。







大河内
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