草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相を支えているのは自民党ではなく名も無き国民大衆だ!

2017年05月16日 | 政局

安倍首相を孤立させようとする動きが自民党内で顕在化してきている。敵は民進党や共産党ばかりではないのである。憲法9条の改正をめぐっては、岸田文雄外務大臣が異議を唱えている。宏池会の会長である岸田は、派閥の伝統からしても、「ハト派路線」を進めることで、安倍首相との違いを際立たせるのに必死である▼自民党幹事長である二階俊博も、小沢一郎の側近だったこともあり、中共とはただならぬ関係である。中共が主導する強大経済圏構想「一帯一路」に理解を示すのも、深い結びつきがあるからだ。長年にわたって政権の座にあった自民党は、反日国家である中共ともそれなりの人脈が築かれ、一部の国会議員のなかには、ハニ―トラップに引っかかった者もいるといわれる▼安倍首相やその側近だけが孤軍奮闘しており、自民党内での大勢を占めるまでにはいたっていない。岸田、二階らは獅子身中の虫である。連立政権を組んでいる公明党も、彼らと歩調を合わせるとみられており、彼らに主導権を奪われるようなことがあれば、憲法9条の改正も難しくなる▼安倍首相が最終的に頼みにするのは、名も無き国民大衆の絶大なる支持なのである。安倍首相が絶対というわけではないが、そこが崩されれば、国家として日本が再生するのが難しくなる。目下の政局の焦点は自民党内での安倍首相の立場がどうなるかなのである。


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