草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「恥ずかしい心」がない民進党の国会議員を嗤う!

2017年09月30日 | 政局

民進党の国会議員が右往左往している。中野重治の「豪傑」という詩を思い出してしまった。とくにその冒頭の部分である。「むかし豪傑というものがいた/彼は書物を読み/嘘をつかず/みなりを気にせず/わざをみがくために飯を食わなかった/うしろ指をさされると腹を切った/恥ずかしい心が生じると腹を切った」。かつての日本人はそうであったのだ。卑怯な振る舞いを嫌ったのである▼民進党の国会議員にプライドはないのだろうか。あれだけ平和安全法制を批判していたのに、選挙に当選したいだけで、小池百合子の軍門に下ってよいのだろうか。共産党やシールズと共闘していたのは、安倍内閣をこきおろすための方便でしかなかったのだろうか。その動きに与せず、枝野幸男が政党の結成を視野に入れているのが明らかになった。当然ではないだろうか。政治家は自分の言葉に責任を持たなければならないからだ▼希望の党が新しい保守派を結集するというのは、それなりの大義がある。しかし、そこに加われるかどうかは、小池が選別しなくてもはっきりしている。ぶざまな真似をして移るというのは、豪傑ではないということだ。平和安全法制に反対した者たちが、希望の党に参加するのは背信行為である。小池の人気もあって新党ブームが起きると思われていたが、今日あたりから失速するのではないだろうか。世の中甘くはないのである。


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