草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本での「フェイクニュース」の発信元もマスコミだ!

2018年01月19日 | マスコミ評

そもそも「フェイクニュース」とは、トランプがマスコミを批判するにあたって使った言葉である。根拠もない情報を流して、トランプを大統領の座から引きずり降ろそうとするCNNやニューヨークタイムスを皮肉ったものであり、ツイッターを駆使することで、政治家として反撃に嘆じたのである▼ところが日本では、まったく違う使われ方をしている。マスコミは事実にもとづく情報を流すのに、ネットが根も葉もないことを言っていると批判するのに、「フェイクニュース」とレッテル貼りをするのである。所変われば品変わるということで、言葉の意味も変わってくるのは仕方がないが、本家本元の使い方を重んじるべきだろう▼マスコミのような大きな組織だから、真実を伝えているかというと、そうではない。とくに日本においては、反権力というスタンスを取ることがジャーナリズムだと錯覚している節がある。そのためには批判のための批判が許されるというのだ。時の権力に異議を唱えることを否定するつもりはさらさらないが、「モリカケ」レベルでは、追及をしたというよりも、単なる嫌がらせでしかない▼今の日本での「フェイクニュース」の発信元も、その大部分がマスコミである。ネットでの誤りはすぐに訂正されるのが常である。これに対してマスコミはやりたい放題で、何をしても許されると勘違いしている。マスコミの「フェイクニュース」をチェックするのは、コモンセンスを重んじる声なき声のネットなのである。


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