草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

全面屈服を避けるためにジタバタしているのが金正恩だ!

2018年05月09日 | 国際問題

米朝首脳会談が本当に実現するのだろうか。トランプはリビア方式による核兵器の即時全面破棄であり、金正恩が望んでいる段階的ということは認めない。さらに、生物化学兵器を含めてともいわれる。産経新聞によると、一昨日から昨日にかけて、遼東省大連で習近平と会談した。今後の対応を協議したとみられる。中共に縋るしかなくなっているのである▼アメリカや日本などの国際社会による圧力によって、金王朝は崩壊寸前まできており、このままでは白旗を掲げるしかなくない。それを阻止するには、中共に支えてもらう以外にないのである。北朝鮮の体制が変わることは、習近平にとっても困ることである。民衆の自由を奪うような全体主義国家は、世界中でわずかである。第二の毛沢東を目指す独裁者は、金王朝が倒れるようなことがあれば、明日は我が身なのである▼全面屈服を強いられるのであれば、米朝首脳会談を取りやめた方が得策である。その辺のところを二人で話し合ったのではないだろうか。南北和解ムードというのは、あくまでも表面的なことでしかない。北朝鮮の非核化について、アメリカは一切の妥協を許さないのであり、それを拒むのであれば、残された選択肢は戦争しかない。刻刻と東アジアの情勢は変わってきている。私たちは限られた情報から読み解くしかないが、この先どうなるかは、神のみぞ知るなのである。

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