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「日本精神を取り戻して」
と台湾の人が書いた本がある。
残念ながら、「日本精神」が何かを知らない日本人が、大半をしめるようになってしまった。


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「日本精神」とは?

戦後、長きにわたってマルクス思想のような左翼教育を政府が率先して行ってきた、またマルクス主義大好きで、日本が嫌いな「朝日新聞」が戦後のオピニオンをリードしてきた。
朝日っぽい言論を口にしていれば、インテリだと思われた。
その、朝日っぽい言論というのが「日本精神否定」そのものだった。

学校教育や朝日新聞を読んでいる家庭では「日本精神」と言われる価値観を教えないまま今日まで来ている。

約40年前、三島由紀夫が語った日本の未来への危機感が現実になってしまった。

「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである」

大阪万博の頃に、三島由紀夫が日本を見渡して語った言葉が上記である。

当時から、三島由紀夫は日本人の精神が病んでいっている事に気付いていたのだろう。
現在の日本を見渡せば、ほぼこれに近い状態になっている。

「公」の事は他人事で、自分の事になったら役所だろうと周りに関係なくとにかく自己主張をする、モンスターペアレンツなどと言われる人種は、正にそれであろう。
挙げ句の果てには、私利私欲のために自己主張する人が当選して沢山議員になっている。
西宮の野々村県議や、維新の会大阪から国政に出た上西議員などが、その証拠である。

政治というのは、本来「崩壊」を食い止めるものであると江藤淳が言っているが、
その逆のことを、現在の日本人は行っている。
行き着く先は、   「日本崩壊」

「中国人観光客がこのままどんどん、来てくれれば姫路市は安泰だ」

こんな事を言っている人と、私は話す気がしない。
前回のブログと、合わせ読んでくれれば嬉しく思います。

「沖縄が本土復帰した記念日」


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